2020年7月1日
KDDIは、クラウドファンディングプラットフォームを展開する株式会社CAMPFIRE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:家入 一真、以下 CAMPFIRE)と協力し、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い経営に大幅な支障をきたした事業者のため、クラウドファンディングなどを通じて、最大5億円の支援を2020年7月1日から行います。
<新型コロナウイルスサポートプログラム ロゴ>
KDDIは、本プログラムに賛同し、以下の支援を実施します。
2020年7月1日午後12時00分から2020年7月31日11時59分に本プログラムに申請されたプロジェクトの決済手数料5%をKDDIが負担し、本プログラムで発生する手数料を最大3億円まで無償化します。これにより、CAMPFIREのサービス手数料無償化とあわせ、プロジェクト起案者の手数料負担は完全に無償化され、支援者からの支援金を100%(注2)起案者に届けることができます。
<手数料無償化の概要>
休園が相次いだ遊園地や動物園などのテーマパークに対し、本プログラム上での手数料の無償化に加え、事前チケット販売時の割引支援や集客のためのテーマパーク向けソリューションを提供し、営業再開を後押しします。
KDDIは、長期化が想定される新型コロナウイルス感染症の影響に対し5つの方針を掲げています。
2020年5月14日 プレスリリース
新型コロナウイルス感染症対応に関するKDDIの基本方針
本取り組みを通じて、新型コロナウイルス感染症拡大によって多大な影響を受けた事業の再建に加え、ニューノーマルを見据えた新事業や新ビジネスモデルの創造、展開を応援していきます。
本取り組みについて、株式会社CAMPFIRE代表取締役 家入一真氏は次のように述べています。
「CAMPFIREは資金調達の民主化を掲げ、2011年よりクラウドファンディング事業を運営しています。弊社の新型コロナウイルスサポートプログラムはコロナで経済的影響を受けたあらゆる産業の方々に活用いただき、55万人を超える支援者からの温かい支援が寄せられています。本プログラムの影響もあり、2020年5月の支援額は約40億円と過去最高に達しました。今回KDDI様に本プログラムの主旨に賛同いただき、本プログラムの手数料の完全無償化を実現できることは、起案者の方々にとってさらなる支援・力となると確信しています。」
本取り組みについて、KDDI株式会社 代表取締役社長 高橋 誠は次のように述べています。
「弊社は新型コロナウイルスによって経済的影響を受けた全国の全産業の事業者様への支援方法について検討を重ねてまいりました。今回、弊社KDDI Open Innovation Fund出資先でもあるCAMPFIRE様の新型コロナウイルスサポートプログラムに賛同し、支援者の想いを後押しする取り組みとして手数料完全無償化を実施します。多くの事業者様にぜひ本プログラムを活用いただき、事業存続に繋げていただきたいと考えています。」
詳細は別紙をご参照ください。
2020年7月1日午後12時00分00秒から2020年7月31日午前11時59分59秒までに所定のフォームからエントリーし、2020年8月31日午前11時59分59秒までにプロジェクトページ作成後の初回申請を行い、2020年10月30日までに公開した「All in」および「All or Nothing」方式(注3)のプロジェクトについては、支援金振込時にかかるサービス手数料が通常12%から0%に、決済手数料が通常5%から0%になります。
本プログラムにおける決済手数料0%の適用は、総額最大3億円までとなります。
CAMPFIRE、GoodMorning、3rdTable、CLOSS
飲食店の成功事例
起案者:オール四日市!飲食店応援~さきめし券~プロジェクト地域の成功事例
起案者:長岡商工会議所青年部アーティストの成功事例
起案者:team Wackスポーツの成功事例
起案者:KAGAWA FIVE ARROWSKDDIは、2019年3月7日にクラウドファディングのさらなる成長とフィンテック事業の拡大を見据え、CAMPFIREに「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者:グローバル・ブレイン株式会社)を通じて出資しました(注4)。両社はクラウドファンディングキュレーションチャンネルの共同開設(注5)など、新しい体験価値の創造に向け取り組んでいます。