22回目となる「無線山・KDDIの森」(埼玉県伊奈町)の環境保全活動を実施

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2024年6月4日

KDDI株式会社

KDDIは2024年5月19日、中長期環境保全計画「新規ウィンドウが開きますKDDI GREEN PLAN」で重点課題として掲げている「生物多様性保全」を推進することを目的に、「無線山・KDDIの森」(所在地:埼玉県伊奈町、以下 無線山)にて、環境保全活動(以下 本活動)を行いました。本活動は2016年より継続的に実施しているボランティア活動であり、今回で22回目となります。本活動にはKDDI社員やその家族が参加しました。

本活動は公益財団法人さいたま緑のトラスト協会(所在地:埼玉県さいたま市)のボランティア会員の指導のもとで行い、日本薬科大学(該当項目へジャンプします注1)の学生含め28名が雑草駆除、竹の伐採、ウッドチップの敷き詰めなどの作業を行いました。また子どもたちは、木の実、枝、竹などを使った工作教室にも参加しました。

本活動は、かつて国際電信電話(以下 KDD、現 KDDI)の短波受信所があり、地元住民から「無線山」の愛称で親しまれている雑木林で行いました。この地は、平成25年には埼玉県から「緑のトラスト保全第13号地(該当項目へジャンプします注2)」に指定されており、本活動は無線山の生態系を維持していくための健全な里山作りに欠かせないものとなっています。

KDDIグループは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。

<集合写真>

<竹の伐採>

<KDDI GREEN PLANロゴ>

■「無線山・KDDIの森」について

「無線山・KDDIの森」は、かつてKDDIの前身、KDDのアンテナがそびえ、世界中から電波を受信していた無線局「小室受信所」が設置されていた場所です。
現在は、生物多様性の根底を支える昆虫を育むための「虫のホテル」が設置されていることに加え、粉砕した間伐材でカブトムシの幼虫を育てています。植物や野鳥をはじめとする貴重な生態系を学ぶことができる魅力的な場所であり、キツネやタヌキなども生息しています。

(参考)

■KDDIの生物多様性に関する主な取り組み

■公益財団法人さいたま緑のトラスト協会

■「無線山・KDDIの森」

  • 注1)
    KDDの研修センターがあった敷地を日本薬科大学に譲渡した縁で、本活動への参加に至りました。
  • 注2)
    緑のトラスト保全地は、優れた自然や貴重な歴史的環境を県民共有の財産として後世に残すことを目的に、埼玉県が指定しています。平成25年6月、「無線山」の愛称で親しまれている小室地区の樹林地が、「無線山・KDDIの森」として、県内13番目の緑のトラスト保全地に指定されました。

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