E217系デジタルトレインの再現による鉄道古物販売に向けた需要調査（実証実験）

1. 概要

• 本実証では、E235系に順次置き換わっている横須賀・総武快速線E217系電車をスキャンし、3Dモデル化により車両内をデジタル空間上に再現します。KDDIの実店舗の空間を再現したバーチャル店舗で、最新の展示を見てショッピングができる「αU place」（注2）で使われている技術により、鉄道車両の迅速なモデル構築およびデジタル空間の公開を実現しています。今後、デジタル空間における鉄道古物販売が実現した際は、JR東日本商事が現在展開している鉄道古物販売の仕組みを活用します。
• 利用者は、JRE MALLからデジタル空間にアクセスし、車両の内部を自由に移動しながら関心のある部品を指定することができます。
• デジタル空間においてコメントを書き込める機能も実装し、ほかの人とのコメント共有や、より細かいニーズをコメントできます。また、ほかの人のコメントを参考に、部品を指定することもできます。この機能により、鉄道古物の需要をより詳細に調査でき、今までにはなかった新しい部品を購入できる機会の提供を目指します。

2. コンテンツについて

• （1）

  利用期間

  2024年2月14日から2024年2月22日

• （2）

  利用方法

  • 下記URLにスマートフォンでアクセスすると、デジタル空間に再現したE217系車両内をご覧いただけます。
    URL：https://www.jreastmall.com/shop/e/e100092/
  • 体験後にデジタル空間の環境や操作性などに関するアンケートがあり、ご回答いただいた先着100名さまに鉄道グッズショップTRAINIART JRE MALL店（注3）で使える1,000円OFFクーポン（注4）をプレゼントします。アンケートはデジタル空間内の退出マークをタップの上、ご回答ください。

  

  

  ＜デジタル空間で車内を移動する際の操作およびコメント登録（イメージ）＞

  

  

  ＜アンケート（イメージ）＞

3. 検証と今後の展開について

本実証において、デジタル技術による鉄道古物販売などの有用性やサービス内容について検証し、デジタル空間上での鉄道古物の事前予約販売機能なども検討していきます。