2020年5月15日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) は、株式会社Synamon (本社: 東京都品川区、代表取締役社長: 武樋 恒、以下 Synamon) の協力のもと、5Gビジネスの開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」のバーチャル空間を活用して施設案内を行う体験ツアー (以下 本運用) を、2020年5月15日から新たに開始します。
「KDDI DIGITAL GATE」は、体験ツアーからワークショップ、スクラム開発までのサービスを全てオンライン対応し、法人のお客さまの課題解決や新規事業創出をサポートします。
<バーチャル空間を活用した体験ツアーイメージ図>
「KDDI DIGITAL GATE」は、デザイン思考をベースとしたワークショップやアジャイル開発チームによるプロトタイピングを通じて、お客さまの潜在的な課題を発見するとともに、最先端のテクノロジーを用いて、それら課題を解決するソリューションを設計し、構築・検証を素早く実行することでお客さまをサポートしています。
このたび「KDDI DIGITAL GATE」は、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に加え、お客さまの所在地に関わらない柔軟な利用を可能とするため、バーチャル空間を活用した施設の体験ツアーを新たに開始します。本運用は、Synamonの展開する「NEUTRANS BIZ」を利用しバーチャル空間にそのまま再現した虎ノ門の施設 (注1) と、現実空間の参加者をWeb会議ツールを用いて繋ぐことで、実際の体験ツアーと同様の体験が可能です。これにより、「KDDI DIGITAL GATE」では、オンラインでもこれまでと同様のサービスでお客さまの課題解決や新規事業創出をサポートしていきます。
今後もKDDIとSynamonは、両社のアセットを相互に活用し、バーチャル空間のさらなる活用やサービス開発を目指してビジネス共創を推進していきます。
2018年9月5日に開設した「KDDI DIGITAL GATE (東京・虎ノ門)」は、開設以来、のべ380社を超える企業 (注2) のお客さまが来訪し、多くの課題解決や新規ビジネスの創出をサポートしています。
また、オープンイノベーション拠点として、スタートアップの斬新なアイデアや先進的なテクノロジー、5G実証実験環境、およびKDDIグループによる技術的なサポートを提供することで、次世代技術を活用したビジネス共創を推進しています。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、現在は施設の利用は停止しています (注2)。お客さまの課題・ニーズの深堀りを行うワークショップやスクラム開発は、リモートで実施しています。
<KDDI DIGITAL GATE (東京・虎ノ門)>
<バーチャル空間上に再現したKDDI DIGITAL GATE>
<KDDI DIGITAL GATEのオンライン対応>
「NEUTRANS BIZ」は、「XRが当たり前にある世界」の実現を目指すSynamonが開発した、BtoB向けのVRコラボレーションシステムです。
複数人が同じVR空間に入ってリアルタイムでコミュニケーションが可能となり、オフライン会議やビデオ会議とも違った新しい価値を提供しています。会議や研修、説明会など幅広いシーンで活用されています。