2020年5月14日
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめて、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action ~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を、2020年5月14日に策定しました。
<命・暮らし・心をつなぐ「KDDI Sustainable Action」>
KDDIは発足以来、"豊かなコミュニケーション社会の発展に貢献"することを企業理念とし、全社でサステナビリティ活動を推進しています。
2019年5月の「中期経営計画 (2019-21年度)」では、会社の目指す姿に「社会の持続的な成長に貢献する会社」を掲げ、中期経営計画に連動した「KDDIが目指すSDGs」を発表しました。
また昨年度よりSDGsへの取り組みを推進する過程で、社会課題をベースに取り組む領域の再検討を行った結果、「社会課題の大きさ」と「KDDIが通信事業者としてより貢献できる事業領域」の観点から、このたび「8つの社会課題領域」へ見直しを行い、2030年へ向けた目標「KDDI Sustainable Action」を策定しました。
社会課題領域 | KDDI Sustainable Action 2030 |
命をつなぐ | |
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災害対策・通信基盤の強靭化 |
どんなときもつながり続ける通信インフラ整備と、激甚化する大規模災害時の陸海空からの万全な復旧・支援体制整備によって、ライフラインとして人々の命を守ります。 [対応するSDGsの目標]9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 11. 住み続けられるまちづくりを 13. 気候変動に具体的な対策を |
地球環境の保全 |
再生可能エネルギーへのシフトを強力に進め、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指し、ICTの活用によって社会の環境負荷を低減します。 [対応するSDGsの目標]7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに 13. 気候変動に具体的な対策を |
暮らしをつなぐ | |
地方・都市の持続的発展 |
5G、IoTなどの先端技術を活用し、さまざまなパートナーとともに、次世代スマートシティの構築を通じて、地域の持続的発展を実現します。 [対応するSDGsの目標]8. 働きがいも経済成長も 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 11. 住み続けられるまちづくりを |
途上国の基盤整備 |
主にアジアの途上国において、通信エリア圏外の居住人口ゼロに向けた通信インフラの整備と、安価で高品質な通信サービスの提供によって産業の成長を実現します。 [対応するSDGsの目標]4. 質の高い教育をみんなに 9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 10. 人や国の不平等をなくそう |
次世代の育成 |
教育とテクノロジーの融合により、誰もが利用しやすい教育環境を普及し、日本のICT教育を世界トップレベルへ引き上げ、持続的成長の確固たる基盤を作ります。 [対応するSDGsの目標]4. 質の高い教育をみんなに |
心をつなぐ | |
安心で豊かなデジタル社会構築 |
急速なデジタル化に適合したセキュリティ対策によって個人情報を守り、誰もが手軽に利用できる決済・金融をはじめとするサービスの提供によって、安心で心豊かな社会を実現します。 [対応するSDGsの目標]9. 産業と技術革新の基盤をつくろう 12. つくる責任 つかう責任 |
多様性の尊重 |
多様性を尊重したサービスや職場環境の提供により、公共的使命を有する事業者として範となり、ダイバーシティ&インクルージョン社会を実現します。 [対応するSDGsの目標]5. ジェンダー平等を実現しよう 10. 人や国の不平等をなくそう |
健康・生きがいづくり |
人生100年時代において、率先して働き方改革を実行するとともに、最先端のICTを活用し、誰もが健康で働きがいを感じられる社会を実現します。 [対応するSDGsの目標]3. すべての人に健康と福祉を 8. 働きがいも経済成長も |
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、人々・企業・社会をつなぎ、さまざまなパートナーとともに、未来へワクワクする体験価値を創造していきます。
「KDDI Sustainable Action」の詳細は、こちらをご参照ください。
<参考>
2020年5月14日 ニュースリリース
新型コロナウイルス感染症対応に関するKDDIの基本方針