2017年5月18日
KDDIは、スタートアップ企業やエンジニアを対象としたアクセラレータプログラム「KDDI ∞ Labo」第11期 (2016年12月より開始) において、ビジネスの事業性とプログラム期間中における成長度の視点から、KDDI ∞ Labo賞として、自動診断アシスト機能のついたハイスペック聴診器「超聴診器 (チョウチョウシンキ)」を開発するAMI株式会社 (エーエムアイ) (所在地: 熊本県水俣市、代表: 小川 晋平、以下AMI) を選定しました。
「超聴診器」は革新的な聴診器として、心筋の活動電位の発生タイミングと、心音をデジタル化し、合成・抽出することで精度の高い聴診音の解析に成功しました。さらに、モビリティを追求することで在宅医療・災害時医療・遠隔医療への応用も期待できます。
「KDDI ∞ Labo」は、第11期プログラムにおいて、「医療・ヘルスケア」「IoT」「VR/AR」「人工知能」などの分野から4チームを採択しました。そして事業連携促進のために継続支援する第10期採択チーム (以下、第10期継続チーム)、isaax (株式会社XSHELL)、AxelGlobe (株式会社アクセルスペース)、スマート水田サービスpaditch (株式会社笑農和)、MAMORIO (MAMORIO株式会社) の4社を加え、第11期は計8チームと新しい事業の創造に向けて取り組んでまいりました。
第11期参加チームはパートナー連合、KDDI、および他社による事業化に向けた実証実験が11件 (予定を含む)、事業連携が11件生まれました。
また、KDDI Open Innovation Fundより第10期継続チーム 株式会社XSHELL (所在地: 東京都品川区、代表: 瀬戸山 七海、以下XSHELL) への出資が決定しました。KDDIはこれまでもクラウド、ネットワーク、アプリケーション開発など、IoT時代に必要な基盤整備を推進してきました。さらにこのたび、XSHELLが有するIoT関連技術やノウハウを活用し、新規ビジネスの創出を支える基盤を強化していきます。
第12期では、「VR/AR」、「IoT」、「ドローン」、「ビッグデータ/AI/ブロックチェーン」、「ヘルスケア」分野を中心に、社会にインパクトのある新たな事業創出を目的とし、これまでの支援を中心とする「アクセラレータプログラム」から「事業共創プラットフォーム」へ進化していきます。
さらに「パートナー連合」にTDK株式会社、西武鉄道株式会社の2社が新たに参画しました。計36社のパートナー連合とKDDIのさまざまなアセットやノウハウを活用して、スタートアップ企業と連携し、事業共創を推進していきます。
なお、本日2017年5月18日より、「KDDI ∞ Labo」第12期参加チームの募集を開始します。
http://www.kddi.com/ventures/mugenlabo/entry/
詳細は別紙をご参照ください。
別紙: 「KDDI ∞ Labo」第11期の成果および第12期開始