自転車事故の経験について、「遭いそうになった」(57.8%) という回答が約6割となり、「遭った」(31.4%) 経験があるという回答も3割を超えた。年代別でみると、「遭った」「遭いそうになった」ともに20代で最も高く (40.0%、64.5%)、若年層での事故経験や未遂が多いことがわかった。
また、年代が上がるごとに「遭った」「遭いそうになった」経験は減少する傾向になるが、60代以上のシニアで「遭いそうになった」経験がある人が増加する傾向となった。
(【1】で「自転車事故に遭った」「自転車事故に遭いそうになった」の回答者)
自転車事故経験者の対象物は、「自動車」が自転車や歩行者の2倍以上となり、事故の大きさが伺える。対象物が「自転車」「歩行者」の割合は、いずれも「遭いそうになった」経験 (自転車48.8%、歩行者34.9%) が、「遭った」経験 (自転車32.8%、歩行者20.4%) を大幅に上回り、対自転車、対歩行者の事故の潜在性の高さを感じさせる結果となった。年代別では、30代男性、40代女性の対歩行者の「遭いそうになった経験」の高さが目立った。
自転車に乗っていて危険だと思う行為 (複数回答) については、「夜のライト無灯走行」(58.8%) が最も多く、「携帯電話使用運転」(58.4%)、「信号無視」(57.5%)「歩道でのスピード通行」(56.0%) と続いた。また、年代別では、60代と20代に危険行為と感じる割合の格差が見られ、特に、「携帯電話使用運転」は、60代 (71.0%) に対して20代 (46.5%)、「歩道でのスピード走行」60代 (66.5%)、20代 (44.0%) と大きな差が見られた。主婦層に多い幼児二人乗せ運転は、30代 (15.5%) と危険の意識が低い結果となった。
「車道の左側通行」は、知っている (83.1%) はトップなのに対し、守っている (57.4%) と大きな差が見られた。その他、差が大きかったのは、「歩道通行の禁止」(知っている67.9%、守っている35.6%)、「傘さし運転の禁止」(知っている68.3%、守っている48.3%) などが上げられた。「飲酒運転の禁止」は知っている (79.7%) が3番目に高いが、20代での認知度が他の年代に比べて低い結果となった。60代は、他の年代に比べて、ルールを知っている比率が全般的に高いことがわかった。「守っているルール」では、30代男性、20代・40代女性の低さが目立った。
https://www.au.com/finance/nonlife-insurance/bicycle/
モバイル端末の強みを活かしたauブランドの自転車保険。最近の自転車事故に関する訴訟では賠償額が高額になることも多く、自転車保険に注目が集まる中、au自転車向けほけんでは、個人賠償責任補償・示談代行・ロードサービスなど手厚い補償が特徴。
また、自転車に関する事故ならケガの保険金が2倍支払われ、Bycle BestとBycle Sでは、自転車以外でのスポーツやレジャー、日常生活での事故までをもカバーし、レースなどサイクルイベント参加中の事故にも対応するなど、1つの保険で安心してサイクリングやアクティビティを楽しめる。
2017年1月17日からは、国内初 (注2) となる「ヘルメット着用中死亡特別保険金補償特約」をセットした自転車向け保険の販売を開始。正しくヘルメットを着用して自転車搭乗中に死亡した場合に、死亡保険金とは別に「死亡特別保険金100 万円」をお支払いする。交通事故による死傷者数のうち、原因が「自転車事故」(15%) のものは「自動車事故」(66%) の次に多く (注3)、自転車死亡事故のうち、頭部損傷が原因の事故は全体の64%を占めている (注4)。ヘルメットを正しく着用することで、死亡割合が4分の1に減少する (注4) ことも報告されており、あらためてヘルメット着用にも注目が集まっている。
<会社概要>
会社名 | KDDI株式会社 |
---|---|
設立日 | 1984年6月 |
本社所在地 | 東京都千代田区飯田橋3丁目10番10号 ガーデンエアタワー |
代表者 | 代表取締役社長 田中 孝司 |
資本金 | 141,852百万円 |
事業内容 | 電気通信事業 |
URL | ![]() |