2015年3月25日
真鶴町は「魚つき保安林」保全プロジェクトを多様なステークホルダーとの協働のもと進めているが、その一環としてKDDI株式会社のデジタル映像技術や、多摩美術大学の実践型・参加型教育プログラムと協働して、その貴重な森林資源「魚つき保安林」の新たな価値側面を捉え直し、情報発信・観光誘致含めた持続可能な環境保全体制を目指す産官学連携プロジェクトを2015年4月より開始します。
● プロジェクト概要:
KDDI株式会社は2013年度より、公益財団法人オイスカのコーディネートの元、真鶴町の森林保全活動を寄付やARアプリによる環境教育補助などによって進めてきたが、より発展させたCSR活動として、多摩美術大学の学生らとともに、KDDI研究所が保有する映像編集技術「自由視点映像」やその関連機器などを活用して魅力的な情報発信を目指す。魚つき林の「より良い有効活用」「デジタルによる課題解決」を踏まえて、プロジェクト名を『真鶴スマート魚つき林』と設定。
プロジェクトURL: http://www.idd.tamabi.ac.jp/design/class/manazuru_PBL/
● プロジェクト期間:
多摩美術大学の授業 2015/4/1~2015/9/30 (予定)
● 提案予定内容: 授業を通じた成果として多摩美術大学の学生が以下をプレゼンテーション予定
魚つき林を活用した真鶴町の活性化のための「ソーシャルデザイン」
【具体テーマ (1)】
KDDI研究所「自由視点映像」の映像編集技術を活用して、真鶴の魚つき林の魅力を新しい視点で描く「魚つき林映像コンテンツ」とその発信方法を提案
【具体テーマ (2)】
真鶴町の魚つき林に関係する木材や貝殻を使った「スマートフォン関連グッズ」、KDDIのauスマートパス (※) やAR技術を活用した観光客の誘致案などを提案
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:"魚つき保安林"を活用し、真鶴町の活性化につなげる産官学連携プロジェクト『真鶴スマート魚つき林』開始