2026年5月14日
KDDI株式会社
KDDIは、神奈川県葉山町および社会福祉法人葉山町社会福祉協議会の要請により「視覚に障がいのある方とその周りの方々のためのスマホ防災実践講座」に開催協力しました。本講座は、視覚障がい者やその家族、関係者、支援者の皆さまに対して、災害時に「命を守る」ためのスマホの活用法を学び、実際に体験することで、備えの行動変容を促すことを目的としています。
2022年11月にKDDIが開始した「視覚障がい者のためのスマホ教室」は、ほかの自治体にも広がり、各地で同様の教室が開催されてきました。これまでに延べ700名を超える方々が参加しています。
参加者からは、「見えないことから災害対策をあきらめていたが、助かる手立てを知ることができて良かった」といった声も寄せられています。
こうした反響を受け、災害時に重要なツールとなるスマートフォンを活用し、周囲の状況確認や助けを呼ぶ方法を学ぶことで「命を守る」備えをより深めるためのスマホ防災実践講座を企画しました。
スマホ防災実践講座は、2025年1月に神奈川県藤沢市で初開催し、同年6月には神奈川県横須賀市でも実施しました。いずれの講座も、防災士資格を持つKDDI社員が講師を務めました。
今回、葉山町では、2026年3月に広報誌「広報はやま」を通じて参加者を募集し、3月18日に葉山町福祉文化会館で初開催しました。座学では、自然災害の甚大化・頻発化を背景に、スマートフォンを使った災害情報の確認方法や助けを呼ぶ手段、便利なアプリの紹介、日頃の備えについて学びました。
体験・相談コーナーでは、大規模災害時に提供される公衆Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」への接続する体験や、AIなどの最新技術を活用した体験を、スマホ操作サポートシール(
注1)を用いて実施しました。
参加者からは「Siriは使っていたが、VoiceOverは初めて知った。現在地を知らせたり、助けを呼ぶ方法がわかって良かった」といった声が多く寄せられました。
また、葉山町の担当者からは、「障害者福祉計画に基づき、特に災害への備えや情報のバリアフリーに注力している中で、このようなスマートフォンの使い方を学ぶ講座や体験は非常に重要です」とコメントが寄せられました。
KDDIは、自治体が推進するインクルーシブ防災の取り組みを支援し、地域共創の実現に貢献してまいります。
また、視覚障がい者支援者向けに、iPhoneをより便利に活用できるよう、持ち方や基本操作、アクセシビリティ機能の設定方法をわかりやすく解説した動画を2026年3月に公開(
注2)しました。
今後も、視覚障がいのある方々に寄り添いながら、デジタルデバイドの解消に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。

<KDDI社員(防災士)による座学の様子>

<体験・相談コーナー>

<避難所体験コーナー>

<スマホ操作サポートシールを試す参加者>