視覚障がい者のタッチ操作をサポートする「スマホ操作サポートシール」の配布を全国8店舗に拡大

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2025年11月20日

KDDI株式会社
沖縄セルラー電話株式会社

KDDI、沖縄セルラーは、2025年11月20日から、スマートフォンのタッチ位置をわかりやすくする「スマホ操作サポートシール」をau・UQ mobileをご利用のお客さまに無償で配布する取り組みを、全国8店舗に拡大します。
スマートフォンの画面には物理的なボタンがほとんどないため、視覚障がいをお持ちの方が初めてスマートフォンをご利用になる際、文字入力や正確な位置をタッチすることが難しいという課題がありました。
KDDIは、視覚障がい者を支援する公共の施設やKDDIグループで働く視覚障がい者の社員から助言を取り入れて「スマホ操作サポートシール」を作成し、2025年5月30日からKDDI直営店2店舗(au Style SHINJUKU・au Style みなとみらい)での配布およびKDDIお客さまセンターの電話窓口での配送受付を行ってきました。
スマホ操作サポートシールをご利用いただいた方から「よく利用するアプリのアイコンや画面上のキーボードの配置などを把握するのに便利」「操作の目安になり文字入力のスピードが速くなった」といったコメントをいただき、ご好評をいただいたことから、配布店舗を全国8店舗に拡大します。

なお、「スマホ操作サポートシール」の配布は、KDDIお客さまセンターの電話窓口でも受け付けています。
新規ウィンドウが開きますスマホ操作サポートシールの詳細はこちらをご参照ください。

また、KDDIは、2025年11月30日に開催される「ブラインドワールド2025」に参加し、声だけでスマートフォンを利用する方法や日常生活に役立つ使い方、もしもの時に命を守るための行動などを学べる講座を開催します。

KDDI、沖縄セルラーは、スマホ操作をサポートするツールを整備することで、誰もがスマートフォンやデジタルサービスを活用し、便利で豊かな生活を送れるよう取り組んでいきます。

文字入力画面のキーボードとの境目の目印として貼り付け

「音声入力」や「確定」などよく使うボタンや、画面中心の目印として貼り付け

<スマホ操作サポートシール利用例>

新規ウィンドウが開きます動画が視聴できない方はこちらへ

<スマホ操作サポートシール利用イメージ(動画)>

■今後の取り組み内容

1. スマホ操作サポートシールの普及・啓発活動

スマホ操作サポートシールの利用を希望されるau、UQ Mobileご契約のお客さまに無償で「スマホ操作サポートシール」をお送りします。

ご連絡先:KDDIお客さまセンター
  • au携帯電話から:157
  • 一般電話から:0120-977-033
    (受付時間 9:00~20:00 年中無休/通話料無料)
  • UQ mobile携帯電話から:
    0120-929-818
    (受付時間 10:00~19:00 年中無休/通話料無料)

2. 取り扱い店舗の拡大

以下の店舗において「スマホ操作サポートシール」を配布します。
ご希望のお客さまには、シールの貼付をサポートします。

対象店舗
  • au Style SAPPORO【追加】
  • au Style SENDAI【追加】
  • au Style SHINJUKU
  • au Style みなとみらい
  • au Style NAGOYA【追加】
  • au Style SHINSAIBASHI【追加】
  • au Style HIROSHIMA【追加】
  • au Style FUKUOKA【追加】

3.「ブラインドワールド2025」への出展

日時 2025年11月30日(日)10:30~14:00
場所 逗子文化プラザ市民交流センター
講師 KDDI株式会社 社員(防災士)
主題 「スマホできっと見つかる!新たな世界~初心者向けiPhone実践講座&相談会」
概要 スマートフォンに触ったことがない、または使いこなせていない視覚障害者の方々や、そのご家族・関係者の皆さまに向けて、声だけでスマートフォンを利用する方法や日常生活に役立つ使い方、もしもの時に命を守るための行動などを学べる講座

詳しくは新規ウィンドウが開きます「ブラインドワールド2025」のホームページをご確認ください。

(参考)

■KDDIの取り組みについて

近年、企業における人権尊重の重要度が高まっており、価値観の多様化や、事業・サービスの拡大に伴い配慮すべき人権課題が多様化しています。その中で、障がいがある人もない人も共に生きる社会の実現を目指し、2024年4月1日より改正障害者差別解消法が施行されました。これにより、障がいのある方の活動を制限するバリアを取り除く「合理的配慮」の提供が義務となっています。
KDDIは、2022年10月に「KDDIグループ人権方針」を改定し、その中で「アクセシビリティの確保」を掲げました。この実現のため、これまで、au Style/auショップにおけるバリアフリー設備の整備や、カスタマーサービスにおける手話通訳によるお問い合わせ対応などの環境の整備を実施し、「合理的配慮」に努めています。


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