第9回 コウノトリ生息地の保全活動を実施

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2025年12月15日

KDDI株式会社

KDDIは2025年11月29日、社員およびグループ会社の社員とその家族合わせて58人が参加し、兵庫県豊岡市で9回目となるコウノトリ生息地の保全活動を実施しました。KDDIは、「地域の課題解決と地域活性化を目的とした包括協定(該当項目へジャンプします注1)」を締結している豊岡市と連携し、2017年10月から「コウノトリ生息地保全活動」に取り組んでいます。

この活動は、コウノトリが今後も豊岡市で暮らし続けられるよう、餌となるドジョウや小魚などが生息する湿地を保全することを目的としています。豊岡市の取り組みにより、1971年に日本の空から絶滅したコウノトリは、放鳥から20年を迎えた今年8月現在、550羽(該当項目へジャンプします注2)を超えるまで回復しています。
今年は、その放鳥20周年を記念し、豊岡市立コウノトリ文化館での開会式後、中筋コミュニティセンターにおいて、豊岡市の門間市長から当社の9年間の取り組みに対して感謝状をいただきました。

<豊岡市立コウノトリ文化館前での集合写真>

<感謝状を手にする門間・豊岡市長(左)と江口関西総支社長(右)>

今回の活動は、「これまで外来種駆除を行ってきた池の堆積物を取り除き、池の環境を改善したい」という豊岡市からの提案をうけて実施しました。参加者はウェーダー(胴長)を着用し、前日より水を抜いた池に入り、バケツで堆積物をすくい上げて、バケツリレーによって池の外へ排出しました。
また、昨年の活動で構築したビオトープに生息し始めたウシガエルやアメリカザリガニの駆除も行いました。

活動の結果、約8トン(該当項目へジャンプします注3)の堆積物を排出し、さらにウシガエルのオタマジャクシやアメリカザリガニをバケツ1杯分駆除することができました。豊岡市コウノトリ共生課の宮垣課長からは、「在来種の生息に適した環境に一歩近づいた」というお言葉をいただきました。
今後も、KDDIは豊岡市と連携し、本取り組みを継続していきます。

<堆積物の排出作業>

<ビオトープの外来種駆除作業>

KDDIグループは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。

<授与された感謝状>


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