ペロブスカイト型太陽電池を活用したセミナーを開催

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2025年1月28日

KDDI株式会社

KDDIは、群馬県 産業経済部 未来投資・デジタル産業課が2025年1月17日に開催した「ぐんま未来イノベーションLAB未来共創セミナー ~ペロブスカイト型太陽電池を活用した新たなビジネスの可能性~」(以下、本セミナー)に協力し、ペロブスカイト型太陽電池についての講義とビジネスでの活用に向けたワークショップを実施したことをお知らせします。

  • <講義の様子>

  • <ペロブスカイト型太陽電池>
    株式会社エネコートテクノロジーズ提供

KDDIおよびauリニューアブルエナジーは、群馬県と「GX(グリーントランスフォーメーション)推進による自立分散型社会の実現に向けた連携協定」(該当項目へジャンプします注1)を2023年6月29日に締結しており、この一環として本セミナーにも協力することになりました。

本セミナーでは、ペロブスカイト型太陽電池の仕組みと活用事例を学ぶ講座と、ペロブスカイト型太陽電池を活用したビジネスの可能性について考えるワークショップを行いました。また、使用イメージが湧くように、ペロブスカイト太陽電池の電力を活用したIoT向けLPWAデバイス(展示協力:株式会社ソシオネクスト・ZETAアライアンス)の動作デモなども実施しました。
新規ビジネスの創出を検討されている方やカーボンニュートラル実現にむけての企画部門に所属されている方など25名の方に参加いただき、参加者からは、「実物を見たり、実際の話を聞いたりして利用イメージが膨らんだので良かった」「群馬県で行われているKDDIの実証実験を知り、サステナビリティやカーボンニュートラルへの興味が高まった」などの声が寄せられました。

KDDIグループは、2030年度のカーボンニュートラル達成を目指しており、通信設備のCO2排出量削減をはじめとしたさまざまな取り組みを実施しています。2023年6月9日からは、「薄い・軽い・曲げやすい」といった特長を有し、次世代の太陽電池として期待されているペロブスカイト太陽電池を活用した「サステナブル基地局」を群馬県で運用開始しています(該当項目へジャンプします注2)。なお、ペロブスカイト太陽電池は、再生可能エネルギー拡大にむけて、政府目標に組み込まれるなど注目が高まっている発電技術です。
また、KDDIは、脱炭素社会の実現に向け、環境課題に取り組むスタートアップ企業への出資を行うコーポレートベンチャーキャピタル「KDDI Green Partners Fund」を通じて「ペロブスカイト太陽電池」の開発を行うエネコートテクノロジーズに2022年3月に出資を行い(該当項目へジャンプします注3)、カーボンニュートラル実現に向けての取り組みを推進してきました。

KDDIグループは、KDDI VISION 2030において「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」を掲げ、パートナーの皆さまとともに社会の持続的成長と企業価値の向上を目指すサステナビリティ経営を推進していきます。

(参考)

KDDIの取り組みを発信するオウンドメディア「KDDIトビラ」でペロブスカイト型太陽電池を用いた実証実験についてご紹介しています。

新規ウィンドウが開きますカーボンニュートラル実現を目指して!国内初「ペロブスカイト太陽電池」商用基地局の実証


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