カメラ映像をカメラ内でAI解析し必要な情報だけを収集するKDDI IoTクラウドStandard「エッジAIカメラパッケージ」を提供開始

2021年6月9日

KDDI株式会社

KDDIはIdein株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役: 中村 晃一、以下 Idein) との共同開発により、カメラで撮影した映像データをカメラ内でAI解析し、必要な情報だけを収集することが可能なKDDI IoTクラウドStandard「エッジAIカメラパッケージ」(以下 本パッケージ) を2021年6月9日から提供開始します。

<本パッケージの全体構成図>

小売店舗、商業施設、公共施設などにおいて、業務効率化や売り上げ増に向けた課題解決を目的に、カメラの画像から来客属性を分析するAIカメラを導入しているケースがあります。一般的にクラウド側でAI解析を行なうサービスは、カメラで撮影した画像をそのままクラウドに転送するため通信量が増加し、コスト増となります。導入時においても、カメラや専用の解析サーバー、通信機器、クラウドの容量などの検討も必要となります。

本パッケージは、カメラ側でAI解析を行い、必要なテキストデータだけをクラウドに送るため、通信量を抑えることができるほか、画像データはカメラ内で削除されるため、大学や病院などにおいてはプライバシーに配慮しながら、公共空間での安全確保やセキュリティの向上に活用することができます。
また、SIM内蔵の解析サーバー一体型の小型カメラとクラウドをセットで提供するため、設置場所や導入コストを抑え、簡単に導入することが可能です。
さらに、複数店舗や施設の来店状況、利用者の年代、性別情報など、ニーズに合わせた解析が可能なため、お客さまの属性に応じた最適な広告の検討や、従業員のシフトの見直し、施設のレイアウト改善にお役立ていただけます。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきます。

■KDDI IoTクラウドStandard「エッジAIカメラパッケージ」について

1. 特長

• デバイスの中でAI解析を行うエッジコンピューティング技術を採用
• 必要な情報のみをクラウドに送信するため、通信量の低減が可能
• 汎用AI4種類をラインアップ
• デバイスはカメラ、エッジ解析AIサーバー、通信機器が1体型の小型デバイス

<利用可能なAI>

2. 提供料金

• 個別AIのご相談は別途見積もりとなります。
• 表記の金額は全て税込です。

3. 提供開始日

2021年6月9日

4. お問い合わせ

KDDI 法人営業担当者またはモジュールサポートセンターにご連絡ください。

<モジュールサポートセンター>
0800-700-7016 (無料)
受付時間平日: 9:00～17:30 (土・日・祝日・年末年始を除く)

各サービスの詳細はKDDI 法人ウェブサイトをご参照ください。

KDDI IoTクラウド Standard エッジAIカメラパッケージ

(参考)
KDDI Open Innovation Fund 3号、高度なAI解析技術を活用したIoTシステムを安価に構築できるエッジAIプラットフォーム提供のIdeinに出資 (2020年10月28日報道発表)

(参考)
本パッケージは、電気通信大学様への導入、また電気通信大学様と共に公共施設への導入をしていくことが決定しています。
国立大学法人 電気通信大学様 (2021年6月9日ニュースリリース)

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  商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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