2017年10月18日
KDDI株式会社
フクダ電子株式会社
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中 孝司、以下KDDI) と、フクダ電子株式会社 (本社: 東京都文京区、代表取締役社長: 白井 大治郎、以下 フクダ電子) は、IoT向け通信規格LPWA (LTE-M) (注1) を活用したAED遠隔監視システムの検討を開始します。
フクダ電子は、KDDIの3GおよびLTEを活用したAED遠隔監視システムを提供しており、低消費電力設計によるバッテリーの長寿命化を実現していますが、通信品質が劣化する遮蔽性の高い場所への設置や運用コストが課題でした。
本取り組みにおいて、KDDIはLTE-M対応モジュールの提供と従来のLTEモジュールからセルラーLPWAへの変更に伴う、データサイズ・通信間隔・サーバ仕様などの影響点などのコンサルティングを実施します。フクダ電子はAEDに省電力かつ広域なエリアカバレッジと高い浸透率を特長とするIoT向け通信規格LPWA (注2) の1つであるLTE-Mを採用することで、3GやLTEでは設置困難であった場所における通信品質の安定性やバッテリーのさらなる長寿命化を実現し、運用コストの軽減と、AEDの普及促進を目指します。
また、両社はAEDから収集したデータを活用したビジネスモデルの構築を行います。
KDDI、フクダ電子は、IoTを活用し、ひきつづきお客さまの安心・安全に貢献するサービスを提供してまいります。