2018年4月16日
KDDIは、睡眠センシング技術および簡易評価アルゴリズムの開発を行う株式会社ニューロスペース (本社: 東京都墨田区、代表取締役: 小林 孝徳、以下 ニューロスペース) が提供する睡眠改善ソリューションを用いた実証実験を、2018年4月中旬より一部の社員を対象に実施します。
睡眠改善ソリューションは、睡眠計測デバイスにより計測されたデータをニューロスペースが開発したAIが解析を行い、アプリケーション上で睡眠を見える化するほか、利用者1人ひとりに最適な睡眠改善助言を提供するサービスです。
今回の実証実験では、2018年4月中旬から数週間、KDDI社員から募ったモニター対象者に、睡眠計測デバイスと睡眠改善助言を提供するモバイルアプリ、ホームIoTサービス「au HOMEデバイス」のマルチセンサー01 (温度・湿度・照度を計測可能) を配布します。
これにより、モニター対象者が自宅の寝具に設置した睡眠計測デバイスから得られる日々の睡眠データを解析すると同時に、「au HOME」デバイスの「赤外線リモコン」を通じて睡眠に適した温度・湿度・照度調整も行い、睡眠の改善に必要な助言を行うことで行動変容を促します。
KDDIは、2017年4月より、生産性向上へ取り組むため、4つのワーキンググループ (業務プロセス改善、ワークスタイル改革、部下マネジメント啓発、タイムマネジメント啓発) を立ち上げ、さらに2017年11月には健康経営のワーキンググループも立ち上げ、「働き方変革」をテーマに多面的に施策を検討してきました。2018年4月にはKDDIグループ全体で「健康経営宣言」を行い、社員一人ひとりの健康を組織で支える健康経営を推進しています (注)。
今回の実証実験は、社員が自身の睡眠を見える化出来、日々の業務遂行に必要な生産性向上につなげる重要な取り組みのひとつと考えています。
KDDIは、本実証実験を通じて「通信×睡眠」の有用性を実証し、今後、KDDIが提供するホームIoTサービスやヘルスケアサービスなどと組み合わせた、新たなサービスの企画・開発を推進していくほか、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、新しい体験価値を創造していきます。
最先端睡眠テクノロジーと独自の睡眠計測デバイス・解析アルゴリズムを活用して、企業の健康経営と生産性最大化を目的に睡眠改善プログラムを提供する睡眠テクノロジーベンチャーです。