VR機器を活用し、地震や津波などの自然災害や、マニュアルだけでは対応が難しい緊急事態に直面した際に柔軟かつ最適な行動を取ることができる運転士・社員の育成を図る。
VR機器「HTC Vive」およびオリジナルVR動画コンテンツにより自然災害を疑似体験する。
1.「最適行動の演習コンテンツ」
JR西日本 紀勢線内における「想定浸水深」および「自列車の位置から最寄りの避難出口」や「高台」の位置などが、実際の地理と重ね合わせて確認することができ、訓練を行うことが可能。
VR機器「HTC Vive」およびオリジナルVR動画コンテンツにより自然災害を疑似体験する。
2.「地震・津波発生疑似体験コンテンツ」
地震発生とそれによる津波発生という万が一の自体を、よりリアルに疑似体験することが可能。
VR機器を活用し、地震や津波などの自然災害や、マニュアルだけでは対応が難しい緊急事態に直面した際に柔軟かつ最適な行動を取ることができる運転士・社員の育成を図る。
リアルな走行感だけでなく、万が一地震、津波が発生した場合に、運転士が避難誘導などを行う判断基準として、線路上の電柱標識などを肉眼で確認する必要があるため、VR動画素材としては、最高レベルの「9K/60fps (注2)」で撮影を行い、実装するための最適なサイズである「6K/60fps」に圧縮しています。
参考) 画質による電柱標識などの視認性比較
KDDI法人営業担当者またはKDDI法人お客さまセンターまでご連絡ください。
<法人お客さまセンター>
0077-7007 (無料)
0120-921-919 (無料)
<参考>
JR西日本は、これまでに実施してきた対策に加えて、今回の災害対策ツールを導入することにより、さらなるお客様の安全確保に努めるとともに、引き続き、地震・津波対策についてハード面・ソフト面から取り組みを進めてまいります。
(参考) 紀勢線における津波対策これまでの主な取り組み
○ハード対策
|
○ソフト対策
など |
KDDIは通信事業者として、2016年3月より、VRを「スマートフォンの次のコミュニケーション手段」および企業のお客さまへの「ソリューション商材」として捉え、VRコンテンツの開発およびプラットフォームの提案を行ってきました。今後も、さまざまな業種の法人のお客さまのニーズに対し、VR機材や高品質なVRコンテンツを活用したソリューションの提供を通じ、お客さまの本業に貢献していきます。
■和歌山県内の鉄道路線と南海トラフ巨大地震の津波浸水深
(出典: 和歌山県地震被害想定調査 報告書 概要版)
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/011400/documents/wakayama_higaisoutei_gaiyou.pdf (4.0MB)