■タイムトリップミュージアム「明治神宮表参道ケヤキ並木の100年」について
タイムトリップミュージアム「明治神宮表参道ケヤキ並木の100年」は、表参道の3スポット (表参道交差点周辺、明治神宮交差点周辺、表参道ヒルズ周辺) の視点から、現在の表参道と、過去100年の表参道の変化、ケヤキの成長を、VRを用いて「タイムトリップ」し、表参道と表参道のケヤキ並木の100年の歴史を学ぶことができる学習コンテンツです。
1920年「明治神宮」と明治神宮の参道「表参道」が完成し、翌年には201本のケヤキが植えられ、表参道とケヤキ並木の長い歴史がスタートします。ケヤキ並木は、表参道が誕生してから現在に至るまで、1945年の空襲、原宿セントラルアパートの誕生、「竹の子族」の登場、「歩行者天国」のスタート、クリスマスイルミネーション、そして「表参道ヒルズ」オープンなど、めまぐるしい変化を見守ってきました。
本コンテンツは、表参道とケヤキ並木の100年の歴史を学び、次の100年をどう受け継いでいくかを考えるきっかけとなること目的としています。
2016年8月31日
無料
YouTubeまたはYouTubeアプリ上で、360度動画として視聴いただけます。
<Part1>表参道交差点周辺 ~表参道のはじまり、そして大空襲の被害に~ (1920年~1959年)
Part1では、1920年の明治神宮完成に伴う表参道とケヤキ並木の誕生、1923年に発生した関東大震災と復興に伴って建設された鉄筋コンクリート造りの「同潤会アパート」、そして1945年の山の手大空襲による多大な被害など、表参道のケヤキ並木の誕生から成長、そして戦争から復興までの時代について学ぶことができます。
<Part2>明治神宮交差点周辺 ~街の発展とケヤキの保護へ~ (1950年~1989年)
Part2では、1950年代にアメリカ文化の影響を大きく受けて発展した街の様子、1960年代に誕生した「原宿族」と呼ばれた新たなファッションスタイル、そして1970年代に「ラフォーレ原宿」や「歩行者天国」と共に登場した「アンノン族」「竹の子族」と呼ばれる若者たちについて紹介されています。また、1981年にスタートした表参道の商店会「原宿シャンゼリゼ会 (現 原宿表参道欅会)」によるケヤキ並木の保護活動など、表参道の街の発展に伴うケヤキ並木の成長と保護活動について学ぶことができます。
<Part3>表参道ヒルズ周辺 ~そして現在の表参道ケヤキ並木へ~ (1990年~現在)
Part3では、1991年に開始された「クリスマスイルミネーション」、海外ブランドの基幹店が多く立ち並ぶ街並みの様子、「ウラハラ」と呼ばれるファッションブームの到来、そして2006年に開業した「表参道ヒルズ」などについて、さらに、ケヤキの保護活動が実り、1921年には高さ40cmだったケヤキが現在の高さ24mにまでに成長した姿について学ぶことができます。
■いのちの森、グリーンコリドープロジェクトについて