経済産業省「バーチャルパワープラント構築実証事業」に参画

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1. 実施の背景

東日本大震災以降、従来の大規模集中電源に頼った供給システムへの依存度を下げるとともに、急速に普及している再生可能エネルギーを安定的かつ有効に活用していくことが喫緊の課題となっています。
これを受けて経済産業省は、高度なエネルギーマネジメント技術により、電力グリッド上に散在する [1] 再生可能エネルギー発電設備、[2] 蓄電池等のエネルギー設備、[3] ディマンドリスポンス等 (注)、需要家側の取り組みを統合的に制御し、あたかも一つの発電所 (仮想発電所) のように機能させる実証事業「バーチャルパワープラント構築事業」を実施することを決定しました。

2. 各社の役割

京セラ 家庭向け蓄電池やHEMSの販売・取り付け・管理、アグリゲーターシステムとの連携
KDDI 家庭向けアグリゲーターシステムの構築、蓄電池導入の一般家庭への電力サービス、クラウド型のHEMSを用いた蓄電池・太陽光発電制御、VPP制御によるお客様へのインセンティブ付与
エナリス 高圧向けおよび家庭向け上位アグリゲーターシステムの構築

VPPにおける各社の役割

3. 実施場所

東京、中部、九州の戸建て住宅

4. 実施時期

2016年7月28日~2017年2月28日

  • 注)
    電力卸市場価格の高騰時または系統信頼性の低下時において、電気料金価格の設定またはインセンティブの支払いに応じて、需要家側が電力の使用を抑制するよう電力消費パターンを変化させること。

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。