2016年6月15日
KDDIは、コミュニケーションの未来を創造することを目的とした"スマホの次"を発明する研究所「au未来研究所」のコンセプトモデルとして、キリン株式会社をコラボレーションパートナーとして迎え、古くから親しまれている"おままごと"を、センサーやタブレットと連携することで、よりリアルな"料理体験"に近づける次世代型おままごとキット「ままデジ」を開発しました。
「ままデジ」は、子どもが料理に関心を持つきっかけである"おままごと"に着目し、本物の食品のような精巧な"食材"と、通信モジュール・各種センサーが内蔵されたおままごとキットで、より本物に近い"料理体験"ができるプロダクトです。
包丁を切る時に「ザクッ」という音や、フライパンで炒める時は「ジュージュー」という音がなり、本当に料理をしている環境に近い体験ができます。さらに、料理が完成し、鍋を開ける際には、湯気が出るだけでなく、実際の料理の香りがするなど、従来のおままごとでは無かった嗅覚・聴覚・視覚を刺激する料理体験ができます。
また、タブレットに表示される料理をつくる物語に沿っておままごとの手順を進めながら、料理に関するクイズに回答していくことで、遊ぶことにとどまらず、料理の手順や知識も楽しく学ぶことができます。
<キリン株式会社キリン食生活文化研究のコメント>
「家庭において、親子がコミュニケーションをとる「機会」が減少しつつあります。それでもお父さんお母さんは、くらしの変化やゆとりがなくなっていく中でも、必死で子供と向き合う時間を大切にしようとしています。生活の中心にある「食」は、親子のつながりを考えるうえで大切なキーワードになります。一緒に食卓を囲んで食事をする、一緒に料理をつくる等「食」は親子のコミュニケーションが豊かになるだけでなく、子どもが料理や食材に対して楽しく考える機会にもなります。
「ままデジ」は"親子で楽しめる次世代型親子コミュニケーションツール"として、新しい価値提案の可能性を秘めていると考えます。親子で一緒に五感を使って料理や食材について学びながら遊びながら、心の通い合うあたたかいコミュニケーションが生まれていく。そんな未来を実現出来ることを望みます。なお、「ままデジ」は、キリングループ本社受付などでの設置・体験を検討しています。」
詳細は別紙をご参照ください。
別紙:「au未来研究所」次世代型おままごとキット「ままデジ」を開発