地域一体での産官学連携ケータイ教室の実施について

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1. 産官学連携ケータイ教室内容

  • (1)
    地域に適したケータイ教室の教材
    2015年度の「KDDIケータイ教室」の教材は、研究会に所属する学生の意見を盛り込むとともに、県警の協力のもと作成し、研究会の代表理事を務める竹内准教授が監修した内容となっています。今回実施する兵庫県内4市で使用する教材には、県警から提供された地域で起こっている身近な事例や地域の課題に即した各教育委員会の方針等を取り入れ、より地域に密着した教材となっています。
  • (2)
    地域全体での計画活動
    兵庫県内4市 (相生市、たつの市、三木市、養父市) の教育委員会が管轄の小中学校を一括して情報リテラシー教育の計画を取りまとめます。これまで各学校によって異なる啓発活動を実施していたものが、教育委員会が主導的に計画し実施していくことで、市内すべての学校の子どもたちに対して統一的な啓発活動を行うことが可能となります。
  • (3)
    学生講師による講座開設
    KDDIケータイ教室講師の認定試験に合格した学生が講師を務めます。受講する子どもたちと年齢の近い学生が講師となり、講座の中で自身の体験談を交えて注意を促すことで、子どもたちがより身近なことと捉えられる講座となります。また、各回とも県警担当が講義に参加することで、地域の相談窓口としての役割を担います。
  • (4)
    アンケートによる効果検証
    ケータイ教室受講前後に子どもたちにアンケートを実施し、意識変化の効果検証を行うことで、次年度以降への改善活動へとつなげていきます。

<各所の役割>

KDDI KDDIケータイ教室の教材提供ならびに、学生講師の育成、キャリア教育、講師活動への支援。アンケートによる効果検証。
研究会 KDDIケータイ教室の教材の監修ならびに、制作。所属学生による講師派遣。アンケートによる効果検証。
兵庫県警 KDDIケータイ教室の教材の協力ならびに、地域の相談窓口としての役割。
各市教育委員会 各市内小中学校の情報リテラシー教育方針の決定。

2. 実施期間

2015年6月19日~2016年3月31日

3. 対象

相生市、たつの市、養父市内の全小中学校45校ならびに三木市の小学校14校

<参考>

<これまでの啓発活動>

実施者 KDDI株式会社 研究会 兵庫県警察 各市教育委員会
活動名称 KDDIケータイ教室 インターネット安全教室 情報モラル教室等 -
概要 2006年3月から全国の小中高等学校を対象に、携帯電話のトラブル事例を紹介し、子どもたちが自らの判断でトラブルを回避する力を身につけるための講座を実施。 研究会に所属する学生が講師となり、携帯電話のトラブルや正しい使い方について啓発活動を実施。 地域の最新事例を紹介し、トラブルは身近に起こりうることを伝える講座を実施。 各市教育委員会配下の学校において、学校毎の計画に基づいて啓発活動を実施。
特長 最新の予防策や対処法を啓発。 受講生と年齢が近い学生が講師を行い、実情に即した講義が可能。 地域の具体的なトラブル事例を把握し共有できるほか、顔の見える相談先としての役割。 -

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