OSやデバイスに依存しないリモートサポートの実現に向けて

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1.「ブラウザ同期技術」とは

KDDI研究所が2010年に開発し、離れたユーザ同士のWebブラウザの表示画面を同期することで、お客さまのブラウザ操作を支援する技術です。本技術はWeb画面全体の転送ではなく、Webブラウザ上の操作 (クリックやテキストボックスへの文字入力など) のみを転送するため、スムーズな画面同期を実現できます。

<主な特長>

  • (1)
    Webブラウザを利用した技術のため、デバイスやOS (Android (TM)/iOS) に依存せず、専用のアプリケーションも不要。
  • (2)
    Web画面全体ではなく、Webブラウザ上の操作のみを転送することで、スムーズな画面同期が実現可能。

<活用イメージ>

2. トライアル概要

  • 実施期間:
    2014年4月28日~2014年5月20日
  • 実施内容:
    「ブラウザ同期技術」を活用し、お客さまがブラウザ上で操作を行う設定作業 (スマートフォンのEメール初期設定、迷惑メールフィルタ設定、au IDパスワード設定) をauお客さまセンターのオペレータが遠隔で支援。
  • 結果:
    auお客さまセンターにお問い合わせ頂いた設定関連の入電のうち、45.6%が支援対象作業 (スマートフォンのEメール初期設定、迷惑メールフィルタ設定、au IDパスワード設定) であり、多くのお客さまにご利用いただくことができました。
    また、トライアル後のアンケートの結果では、94%のお客さまから「次回も利用したい」との回答をいただきました。理由は、「簡単」「便利」「安心」などが挙げられます。
  • 「Android」は、Google Inc.の商標または登録商標です。
  • 「iOS」は、Apple Inc.の商標または登録商標です。

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