スマホで疑似旅行体験できる「au XR Door」で岩手県三陸地域の魅力を発信

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2023年3月27日

KDDI株式会社
三陸鉄道株式会社

~三陸地域の交流人口増加につなげ、地域振興に貢献~

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) と三陸鉄道株式会社 (本社: 岩手県宮古市栄町4、代表取締役社長: 石川 義晃、以下 三陸鉄道) は2023年3月27日から2024年3月31日まで、東日本大震災や新型コロナウイルス感染症拡大で減少した岩手県三陸地域の人口や観光客数の回復に向け、岩手県三陸地域の魅力を発信する「新規ウィンドウが開きますau XR Doorで巡る、三陸鉄道の旅」(以下 本コンテンツ) を提供します。
本コンテンツは、新規ウィンドウが開きますau XR Doorのアプリを通じて提供します。スマートフォンを空間にかざすと、AR技術で地面を認識し、画面上に三陸鉄道の車両ドアが出現します。AR車両ドアを通り抜ければAR内の三陸鉄道車両に乗車でき、スマートフォンの動きにあわせて表示が変わる360度の景色をお楽しみいただけます。また、車窓からの景色を通して、三陸地域のリアス沿岸各地の見どころをお楽しみいただけます。
本コンテンツを通じて三陸鉄道沿線各地の疑似旅行体験を提供することで、お客さまに三陸鉄道や三陸地域の魅力を感じてもらい、実際に三陸地域を訪れる交流人口増加につなげ、地域振興に貢献します。

  • au XR Doorで巡る三陸鉄道の旅

<本コンテンツのイメージ>

■背景

2023年の三陸地域を中心とした岩手県沿岸部の人口は東日本大震災前の2011年と比較して約2割減少しています。加えて、新型コロナウイルス感染症による観光客の減少は、岩手県沿岸部の地域経済に大きな影響を及ぼしています。
三陸鉄道は久慈駅 (久慈市) から盛駅 (大船渡市) までの163km岩手県沿岸部を縦断する鉄道です。高齢者や学生など自家用車を所有しない方を中心とした地域住民の公共交通としての役割に加え、リアス海岸沿いを走る観光鉄道の役割を担っています。岩手県沿岸部の地域経済回復に向けては、三陸鉄道を核とした観光産業の振興が期待されています。

■本コンテンツについて

AR内の三陸鉄道車両に乗車し車窓をのぞくと、吉浜湾や浄土ヶ浜などの美しい自然の景色、新鮮な海の幸などのグルメ案内、テレビや映画のロケ地やモデルとなった場所など、三陸鉄道沿線の観光旅行を疑似体験できます。実際に三陸地域へ観光したいと感じていただいたお客さま向けに、観光情報や特典を紹介する特設ページを設置しています。
三陸鉄道の魅力と三陸鉄道沿線の観光地やグルメ案内をお楽しみいただくことで、三陸地域への観光客増加を図るとともに、名産品購入につなげ、地域の経済活性化を図ります。また、観光を通した一時的な交流人口から、地域に愛着を持って活動や応援を続けていく関係人口の創出も目指します。

(参考)

■三陸鉄道について

三陸鉄道は1984年4月に運行を開始しました。東日本大震災で被災しましたが、2014年4月に全線での運行を再開しました。2019年3月23日にはJR山田線 (釜石・宮古間) の移管を受け、これまでの南北リアス線が一つにつながり、盛駅 (大船渡市) から久慈駅までの163kmを走ることになり、第3セクター鉄道としては日本一長い鉄道になりました。震災学習列車などスタディーツーリズムに力を入れており、また列車の運行の妨げとなるシカを観光資源として活用した「ナイトジャングルトレイン」などの新しい企画も実施しています。
今回、三陸鉄道は、駅や電車内の撮影場所、映像コンテンツや観光素材の提供をしました。
このような取り組みを通して三陸地域の魅力を伝え、地域交通を利用する旅を促進していきます。

■KDDI「+α (プラスアルファ) プロジェクト」による三陸鉄道への寄付

KDDIは、KDDIの社会貢献活動「+αプロジェクト」により積み立てたお金の一部 (330,000円) を寄付しました。


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