LGBTQ+に関する取り組み指標「PRIDE指標」の最高位「ゴールド」を7年連続で受賞

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2022年11月11日

KDDI株式会社

KDDIは2022年11月10日、企業内でのLGBTQ+などの性的マイノリティ (以下、LGBTQ+) に関する取り組みの評価指標「PRIDE指標」における最高位「ゴールド」を受賞しました。
KDDI社内での啓発教育、社内外のイベントなどの継続的な取り組みが評価され、2016年度から7年連続の「ゴールド」受賞となりました。

work with Pride Gold 2022

<「PRIDE指標」の「ゴールド」表彰マーク>

<「work with Pride 2022 カンファレンス」の様子>

「PRIDE指標」は、2016年6月に任意団体「新規ウィンドウが開きますwork with Pride」(以下、wwP) が、企業・団体などの枠組みを超えて、LGBTQ+の方々が働きやすい職場づくりを日本で実現することを目指し、策定した指標です。
KDDIは2022年度も、企業とLGBTQ+に関するカンファレンス「work with Pride 2022」実行委員会に参画し、LGBTQ+の方々がより自分らしく働ける職場づくりを進めるため、他の参画企業とともに、イベントの企画・運営を行っています。2022年11月10日に行われた「新規ウィンドウが開きますwork with Pride 2022 カンファレンス」では、トークセッション「企業と同性婚」にパネリストとして登壇しました。

KDDIは新規ウィンドウが開きます中期経営戦略 (2022-2024年度) の新重要課題 (マテリアリティ) に、「人財ファースト企業への変革」を掲げています。働く人、全ての人のためのダイバーシティ&インクルージョンを目指してその歩みを進めます。

詳細は別紙をご参照ください。


<別紙>

■wwPの5つの評価指標に関連するKDDIの主な取り組み

1. Policy: 行動宣言

2. Representation: 当事者コミュニティ

  • (1)
    2017年9月、当事者同士のネットワーキングを構築するため、交流会を実施。
  • (2)
    2018年3月、当社の企業ロゴにレインボーカラーをあしらったKDDI ALLY (該当項目へジャンプします注1) ロゴステッカーを作成し、ALLYになることを表明した社員に配布。PCなど見える場所に貼り付けることで、ALLYの存在を可視化している。また、2020年10月、公式ALLYコミュニティを発足させ、理解のみならず、行動し、発信するALLYを増やすことを目的に活動中。

    KDDI ALLY

    <「KDDI ALLY」ロゴ>

  • (3)
    社内に設置された「社員相談センター」ではLGBTQ+に関する相談に対応。また社外の専門カウンセラーによる相談窓口「セクハラ・人間関係ホットライン」では、SOGIハラに関する相談にも対応。

3. Inspiration: 啓発活動

  • (1)
    2013年度、LGBTQ+に関する理解向上を目的とした社内公募型セミナーを実施。
  • (2)
    2014年度から毎年、社内eラーニングシステムにて、全社員を対象とした、LGBTQ+に関する理解向上のコンテンツを配信。
  • (3)
    2016年度から、LGBTQ+を含めたダイバーシティ全般のeラーニングを実施および新任ライン長研修、新入社員研修で継続的に啓発。
  • (4)
    2016年6月、東北総支社にてNPO法人 ANEGOによるLGBTQ+セミナー開催。
  • (5)
    2018年8月、仙台市民活動サポートセンターで行われたLGBTQ+をテーマとしたトークイベントに東北総支社が参加。KDDIとNPO法人などとの取り組み事例を紹介。
  • (6)
    2019年および2021年、VRを用いたダイバーシティ研修を実施。「相手からLGBTQ+であることを告白される」「レズビアン当事者目線からみる職場」を疑似体験することで、自分ごととして考えるきっかけを提供。

4. Development: 人事制度、プログラム

  • (1)
    2013年から、トランスジェンダーの社員 (契約社員含む) については、本人が希望する性で会社生活ができるよう、ワーキングネームの使用、健康診断の個別実施、ユニバーサルトイレの利用を推奨。
  • (2)
    2016年から、就職時のエントリーシートで性別の記載を廃止。
  • (3)
    2017年4月から、「同性パートナーシップ申請」を開始。KDDI社内規程における配偶者の定義を改訂し、同性パートナーも配偶者に含むこととした。配偶者に適用される全ての社内制度 (祝い金、休暇、各種手当) を同性パートナーに対しても適用 (該当項目へジャンプします注2)。
  • (4)
    2020年6月から、「ファミリーシップ申請」を開始。KDDI社員に親権がない場合であっても、会社の指定する手続きを踏まえた同性パートナーとの子については「子」として扱い、会社が対応可能な範囲において、社内制度 (祝い金、休暇、各種手当) を適用 (該当項目へジャンプします注3)。

5. Engagement/Empowerment: 社会貢献・渉外活動

  • (1)
    2015年7月から、au通信サービスの「家族割」をはじめとする、"家族であることをご利用の条件"とする各種サービスの適用範囲を拡大し、地方自治体の条例などにより、同性とのパートナーシップ関係が公的な証明書により証明される場合、該当する各種サービスの利用を可能に (該当項目へジャンプします注4)。
  • (2)
    各LGBTQ+に関連するフォーラムなどに参加し、当社の取り組み事例を紹介。
    • 2017年4月、株式会社トロワ・クルール主催のLGBTQ+少人数セミナーで当社の取り組み事例を紹介。
    • 2017年、2018年に、企業とLGBTQ+がともに「自分らしくはたらく」を考えるイベント RAINBOW CROSSING TOKYO (レインボー クロッシング 東京) へ出展。
    • 2018年から、日本最大級のLGBTQ+の祭典「東京レインボープライド」のパレードへ参加。
      2020年、2021年、2022年はスポンサー企業として参画。
    • 2018年6月、日本IBM主催のセミナーにてLGBTQ+に関する当社の取り組みについて講演。
    • 2019年から、企業とLGBTQ+に関するカンファレンス「work with Pride実行委員会」に参画。
    • 2022年6月、Pride Monthにwork with Pride 2022「新規ウィンドウが開きます経営層トップ Pride Month メッセージ」を寄稿。
  • (3)
    社会貢献活動として、LGBTQ+支援団体への寄付を実施。
    • 2022年8月、LGBTQ+支援団体である特定非営利活動法人東京レインボープライド、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズへ寄付を実施 (該当項目へジャンプします注5)。
  • 本資料に記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

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