ファッション専攻の学生にバーチャル技術でサステナブルなモノづくり体験を提供する取り組みを開始

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2021年11月9日

KDDI株式会社
一般社団法人渋谷未来デザイン

~KDDIと渋谷未来デザインによる「Fashion meets Technology in SHIBUYA」を始動~

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) と一般社団法人渋谷未来デザイン (所在地: 東京都渋谷区、代表理事: 小泉 秀樹、以下 渋谷未来デザイン) は2021年11月9日から、5Gやバーチャルヒューマン、スマートグラスを活用することでファッションの表現の可能性を広げながら、アパレル業界のサステナブルなモノづくりを支援するプロジェクト「Fashion meets Technology in SHIBUYA」を開始します。

Fashion meets Technology in SHIBUYA

第1弾では、ファッション専攻の学生を対象にサンプル品の制作時の廃棄課題について取り組みます (以下 本取り組み)。ベルエポック美容専門学校 (所在地: 東京都渋谷区、学校長: 大谷 啓一) の学生がデザインした衣服を、東京ファッションテクノロジーラボ (所在地: 東京都渋谷区、代表取締役: 市川 雄司) の協力のもと3DCG化し、スマートグラスを通して鑑賞することが可能です。デジタル作品に近付いたり回り込んだりしながら鑑賞することで、素材感やコーディネートの確認が可能となり、サンプル製造にかかる時間やコスト、廃棄物を削減できます。
また、本取り組みの発表の場となるデジタル展示会を、ベルエポック美容専門学校およびKDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」(以下 GINZA 456) で2022年1月に開催します。

KDDIと渋谷未来デザインは本取り組みを通じ、ファッション業界の将来を担う学生にテクノロジーを活用したモノづくり体験の機会を提供することで、将来的なデジタルニーズに対応したクリエイター育成の支援と、将来を見据えた社会課題の解決を目指します。

■「Fashion meets Technology in SHIBUYA」の背景

  • 現在のアパレル業界は、1つの商品を生産するまでの企画、デザインの段階において多くの実物サンプルが制作されており、それには多くの時間とコストがかかり、廃棄処分される布地も大量に発生しています。
  • 業界の課題に対し、KDDIと株式会社KDDI総合研究所 (本社: 埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長: 中村 元) は、5Gやスマートグラス、バーチャルヒューマンなどのテクノロジーを活用して、アパレル業界のサプライチェーン全体をDXし、サンプルレスで資源の無駄がないサステナブルなモノづくりを支援するアパレルDXの取り組みを行っています (該当項目へジャンプします)
  • この取り組みの一環として、KDDIのクリエイティブチーム「au VISION STUDIO」と渋谷未来デザインは、テクノロジー活用によって表現の可能性を広げながら、将来の社会課題の解決を目指すプロジェクト「Fashion meets Technology in SHIBUYA」を始動しました。

■「Fashion meets Technology in SHIBUYA」の目的

  • (1)
    アパレル業界のDXによるサステナブルなサプライチェーンの実現に向けた必要な技術やノウハウの認知拡大と普及
  • (2)
    テクノロジーを活用した、アパレル業界における社会課題の解決
  • (3)
    ファッションカルチャーの発信地である渋谷を中心にした、業界のサステナビリティ推進と情報発信

■本取り組みについて

1. 概要

  • ベルエポック美容専門学校で3Dモデリングを学ぶ学生からデザインを募集し、東京ファッションテクノロジーラボの協力のもと、学生のデザインを3DCG化します。
  • 2022年1月にベルエポック美容専門学校およびGINZA 456で開催を予定しているデジタル展示会では、KDDIが開発したアパレルDXシステムを用いることで、完成した3DCGをスマートグラスで立体的に確認できるようにし、デジタル作品として鑑賞できる体験を提供します。体験者は、デジタル作品に近付いたり回り込んだりしながら鑑賞することができ、現実の展示会のように素材感やコーディネートなどを確認することができます。
  • 作品のデジタル化により、サンプル製造にかかる時間やコスト、廃棄物を削減できるとともに、作品を展示するロケーションの幅が広がるため、作品テーマに合わせた場所でのデジタル展示会の開催など、表現の拡張につながることも期待しています。
  • なお、今後も本取り組みに参画いただく協力校を随時募集していきます。

2. 協力校

新規ウィンドウが開きますベルエポック美容専門学校

HARAJUKU Belle epoque

学校法人東京滋慶学園が運営する専門学校です。
カリキュラムに3Dモデリングの授業を導入するなど、アパレル産業のDXを推進する技術の認知拡大、新たなクリエイターの輩出、学生たちの技術の向上に取り組んでいます。

新規ウィンドウが開きます東京ファッションテクノロジーラボ

TOKYO FASHION-TECHNOLOGY LABO.

日本初のファッションテック養成学校です。
変革期を迎えた国内ファッション産業をICTや最新のデジタルテクノロジーを活用して変えていく人材の育成を目指しています。

■「GINZA 456 Created by KDDI」について

au 5Gや先端テクノロジーを活用しお客さまの想像を体験に変え「おもしろいほうの未来」が体感できるコンセプトショップです。1階では、最新の5Gスマートフォンやau公式アクセサリー、KDDIが提供する5G関連アイテムを楽しめ、地下1階ではau 5Gや先端テクノロジーを活用したコンテンツをご体感いただけます。また、2階ではau/UQの最新ラインアップの展示や、商品購入に関するご相談やご契約、アフターサービスの手続きが可能です。

「GINZA 456 Created by KDDI」公式サイト<新規ウィンドウが開きますhttps://ginza456.kddi.com/>
Instagram: @ginza456_official
Twitter: @GINZA456_KDDI

■KDDIの取り組み

KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「新規ウィンドウが開きますKDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「命をつなぐ~地球環境の保全~」「暮らしをつなぐ~次世代の育成~」に該当します。


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