東京都公募:『令和3年度西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクト』採択のお知らせ

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2021年7月16日

大成建設株式会社

株式会社ティアフォー

損害保険ジャパン株式会社

KDDI株式会社

アイサンテクノロジー株式会社

日本信号株式会社

大成ロテック株式会社

株式会社プライムアシスタンス

大成建設株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 相川 善郎)、株式会社ティアフォー (本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長: 武田 一哉)、損害保険ジャパン株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 西澤 敬二)、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠)、アイサンテクノロジー株式会社 (本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長: 加藤 淳)、日本信号株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 塚本 英彦)、大成ロテック株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 西田 義則)、株式会社プライムアシスタンス (本社: 東京都中野区、代表取締役社長: 大木 雅人) の8社は、東京都より公募された『令和3年度西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクト (事業プロモーター: 日本工営)』(以下、「本プロジェクト」) に応募し、2021年7月に採択されましたので、お知らせします。

1. 本プロジェクトの背景・目的

東京都では、「未来の東京」戦略 (該当項目へジャンプします注1) で2025年の無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標として掲げ、「スマート東京実施戦略」(該当項目へジャンプします注2) においても、自動運転の実用化により都の課題解決を目指しています。特に、輸送ニーズの高い地域特性を持ち、かつ、「スマート東京先行実施エリア」として、先行的に5Gを整備している西新宿エリアの優位性を活かして、当該エリアでの早期事業化を目指した新たな支援を実施するとともに、都内の他エリアへの横展開を図ることで、スマートシティ東京を実現することとしています。
本プロジェクトは、自動運転移動サービスの事業化に向けた課題抽出、採算性やニーズの分析などにより、移動環境の整備や地域の魅力創出といった西新宿の課題解決に向け、5Gの利活用による実証を通じて、自動運転移動サービスの可能性を探り、西新宿や都内の他エリアへの早期実用化を促すことを目的として実施されるものです。

2. 本プロジェクトにおける実証実験の概要

本プロジェクトに参画する8社は、自動運転移動サービスの早期実装に向けた「自動運転技術の高度化」と「社会実装につながる事業面の工夫」の取り組みとして、公道における自動運転車両の走行実証を行います。

実証概要は次のとおりです。

<実証概要>

実施期間 2021年度秋から冬にかけて2週間程度実施予定
走行ルート 新宿駅西口 ~ 都庁 ~ 新宿駅西口
車両 JPN TAXI車両をベースに開発した自動運転対応車両
テーマ

【自動運転技術の高度化】

  • ・まちのインフラとの協調 (信号、路側センサー、トンネルなど)
  • ・昨年度実証実験 (該当項目へジャンプします注3) からの技術的なアップデート

【社会実装につながる事業面の工夫】

  • ・西新宿のまちづくりとの連携
  • ・自動運転サービスに適したUX (ユーザー体験) のつくりこみ
  • ・交通事業者との連携

3. 本プロジェクトに参画する各社の役割分担

事業者などの名称役割
大成建設株式会社 全体統括、行政や関係者との調整窓口
インフラとの協調技術の開発・提供
株式会社ティアフォー 自動運転システムの技術開発・提供
損害保険ジャパン株式会社 自動運転リスクアセスメント、遠隔見守り、自動運転専用保険の提供
KDDI株式会社 5G/4G LTE通信ネットワークの構築、提供
アイサンテクノロジー株式会社 高精度3次元地図の製作・提供
日本信号株式会社 インフラ (信号など) との協調技術の開発・提供
大成ロテック株式会社 インフラとの協調技術の開発・提供
株式会社プライムアシスタンス 遠隔見守りサポートアプリの活用

役割分担イメージ

<役割分担イメージ>


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