東京動物園協会とKDDI、恩賜上野動物園において、5GとAIカメラを活用し混雑度を可視化

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2021年6月3日

公益財団法人東京動物園協会
KDDI株式会社

公益財団法人東京動物園協会 (所在地: 東京都台東区、理事長: 今村 保雄、以下 東京動物園協会) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は、5G (第五世代移動通信システム) などの新たな技術によるDX (デジタルトランスフォーメーション) を推進し、レクリエーション、環境学習、種の保存、調査・研究など、都立動物園・水族園事業のさらなる発展を目的として、「5G等を活用した事業の実施に関する基本協定」(以下、本協定) を2020年11月に締結しています。
本協定に基づく取り組みとして、5GとAIカメラ (該当項目へジャンプします) を活用し、公式ホームページを通じて恩賜上野動物園 (以下、上野動物園) 内各所の混雑度情報を表示する「上野動物園混雑マップ」の提供を2021年6月4日から開始します。

■恩賜上野動物園における「上野動物園混雑マップ」について

1. 開始日

2021年6月4日

  • 「上野動物園混雑マップ」は開園時間中にご利用いただけます。

2. 概要

園内に設置されたカメラ映像をAI (人工知能) で解析し、混雑が予想される5つのエリアに対し1分間隔の混雑情報を提供します。これにより、混雑をさけながらのご観覧に役立てていただくとともに、上野動物園においては混雑度のデータを活用し、安全安心な観覧環境の改善にも活用していきます。

(混雑度表示エリア)
東園: 総合案内所
西園: パンダのもり、カメレオン売店、アフリカの動物

3. 利用方法

上野動物園の公式ホームページ「東京ズーネット」でご覧いただけます。混雑情報は1分間隔で更新されますので、外出前はもちろん、来園後にもスマートフォンなどで園内各所の状況をご確認いただけます。

4. その他

  • (1)
    西園の「パンダのもり」、「カメレオン売店」および「アフリカの動物」では、上野動物園内においてau5Gを活用し、AIカメラによる混雑情報を検知します。
  • (2)
    カメラ映像における人物画像には即座にマスキング加工が施されるため、個人情報の取得は一切行いません。

■今後の5Gなどを活用した取り組みについて

恩賜上野動物園以外の都立動物園・水族園 (多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園) においても、本協定に基づき、5Gなどを活用した事業に取り組んでいきます。

(参考) 「5G等を活用した事業の実施に関する基本協定」について

1. 事業の目的

東京動物園協会とKDDIは、都立動物園・水族園事業のさらなる発展に向けて、5Gなどを活用した事業を実施します。

2. 事業の内容

  • (1)
    都立動物園・水族園事業のさらなる発展に向けて、レクリエーション、環境学習、種の保存、調査・研究の他、管理運営全般に資すること。
  • (2)
    5Gなどの新たな技術を活用すること。
  • (3)
    「都立動物園マスタープラン」「TOKYO Data Highway 基本戦略」等、東京都の政策の趣旨に沿った事業であること。
  • 注)
    株式会社オプティムが提供するOPTiM AI Cameraの「混雑状況匿名化表示」機能を利用しています。

  • この記事に記載された情報は、掲載日時点のものです。
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