本部長層が女性社員のスキルアップを伴走支援する「スポンサーシッププログラム」を開始
2024年3月27日
KDDIは2024年4月1日から、女性経営基幹職候補者層(以下 スポンシー)の上位職位登用に向け、本部長層(以下 スポンサー)が女性社員のスキルアップを伴走支援する「スポンサーシッププログラム」(以下 本プログラム)を開始します。
KDDIはDE&I実現に向けた取り組みとして、ジェンダーギャップ解消に取り組んでいます。本プログラムでは、各部門の本部長層がスポンサーとなり、短期間での成長につながる業務アサイン・本部長層出席の会議への同席・1on1の実施などを通じて、スポンシーの経験やスキル向上に向けた支援を行います。
KDDIは本スポンサーシッププログラムも活用しDE&Iの意識醸成と風土改革に取り組み、多様な人財の活躍に向けた支援を継続して推進していきます。
■背景
- 昨今、人財を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる「人的資本経営」への注目が高まっています。KDDIでは人財を大切なリソースとして捉え、その育成・強化を経営の根幹に置く「人財ファースト企業への変革」を、中期経営戦略の新重要課題(マテリアリティ)に掲げています。
- その取り組みのひとつとして、2020年8月からKDDI版ジョブ型人事制度を導入しました。KDDI版ジョブ型人事制度の推進により社員のキャリア形成を後押しし、多様な人財が活躍できる環境の構築に取り組んでいます。
- KDDIでは、ジェンダーの平等と女性のエンパワーメントを推進することは多様な人財が活躍できる環境構築につながると考えており、2025年4月1日時点での女性経営基幹職(注)比率15%以上を目標としています。女性が出産・育児などのライフイベントにかかわらずキャリア意識を持ち、高いパフォーマンスを発揮できるよう、これまでも取り組んできたD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)に公平性(エクイティ)を加えた、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン)の取り組みを推進しています。
■本プログラムについて
1. 概要
- キャリアへのライフイベントの影響が大きい女性社員が短期間で成果を出し、経営基幹職への任用につながる成長機会の創出とスキルアップを図ることが目的です。
- 本部長層であるスポンサーの伴走支援により、女性経営基幹職候補者層の早期育成を図るのが本プログラムの主な特徴です。
- スポンシーは2024年/2025年の4月1日付で配置し、任期は原則1年とします。
2. スポンサー/スポンシーに期待されること
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スポンサーに期待される主な役割
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スポンシーに期待される主な役割
3. プログラム全体像
- スポンサー/スポンシーのプロファイリング診断や、診断結果を活用した研修を予定しています。
- 開始当初の運営を通じ収集した課題はフォロー研修に活用し、1年間のプログラムを有効的に進める予定です。