ニュースリリース

タイ初、CO2排出量実質ゼロのデータセンター「TELEHOUSE Bangkok」開業

KDDI株式会社

KDDIの海外現地法人であるTELEHOUSE(Thailand)Ltd.は2023年5月18日、タイの首都バンコクにデータセンター「TELEHOUSE Bangkok」(以下 TELEHOUSEバンコク)を開業しました。
TELEHOUSEバンコクはタイで初めてとなる100%再生可能エネルギーによるCO2排出量実質ゼロのデータセンター(該当項目へジャンプします注1)です。また、「TELEHOUSE」ブランドとして東南アジアで最大規模のデータセンターとなります(該当項目へジャンプします注2)。
KDDIグループは、コンテンツとネットワークをつなぐコネクティビティデータセンター(該当項目へジャンプします注3)の推進により、データセンター事業を拡大していきます。

<TELEHOUSEバンコク外観>

コネクティビティDC

<コネクティビティデータセンターイメージ>

■TELEHOUSEバンコクの特長

1. CO2排出量実質ゼロ

KDDIグループがTELEHOUSEブランドで展開している全世界のデータセンターを2026年までにCO2排出量実質ゼロにする目標(該当項目へジャンプします注4)の達成に向け、100%再生可能エネルギーによる電力供給を実現しました。企業の温暖化ガス排出量を測定するGHGプロトコルで定めるスコープ2に準拠したCO2排出量実質ゼロのデータセンターです。

2. コネクティビティデータセンター

バンコクの中心部に位置し、10社以上のタイ国内外のサービスプロバイダーやクラウド事業者、通信事業者などが利用を予定しています。今後もより多くのサービス事業者の誘致により、タイのインターネットハブとして、世界各国との最適な相互接続環境の実現するコネクティビティデータセンターを目指します。

3. 高安全性・信頼性

バンコク初(該当項目へジャンプします注5)の4ルートからの通信回線引き込みにより高い冗長化を実現し、災害などによる通信障害リスクに対して高い安全性や信頼性を確保します。

2023年5月18日(現地時間)に実施したTELEHOUSEバンコクの開業イベントには、在タイ日本国大使館の梨田 和也大使、タイ投資委員会(BOI)のソンクリン・プロイミー副長官、パートナー会社ほか計66社125名が出席しました。

<2023年5月18日 開業イベントの様子>

<2023年4月20日竣工式にて、タイ僧侶による事業繁栄、安全祈願。>

KDDIグループは、国内外のさまざまなコンテンツプロバイダーやクラウド事業者、通信事業者などのお客さまにとって、「最も相互接続のしやすい最高品質のコネクティビティデータセンター」を目指し、法人のお客さまのグローバルビジネスを支援していきます。

■本データセンター概要

1. 主な仕様

  • 階数:3階建て
  • 延床面積:9,000平方メートル
  • 受電容量:9.5MVA(メガ・ボルトアンペア)
  • 非常用発電機保持時間:48時間

2. 会社概要

  • 会社名:TELEHOUSE(Thailand)Ltd.
  • 主な事業内容:データセンター事業
  • 設立年月日:2021年11月5日
  • 代表取締役社長:宮下 健一

3. お問い合わせ先

KDDI営業担当者または法人お客さまセンターまでお問い合わせください。

<法人お客さまセンター>
フリーコール 0077-7007(無料)
フリーコール 0120-921-919(無料)
受付時間:9:00~18:00(土・日・祝日・年末年始を除く)

新規ウィンドウが開きますKDDIのデータセンター事業について

KDDIは、「TELEHOUSE」ブランドによるデータセンター事業を世界10カ国以上、45拠点以上で展開しています。30年以上の実績があり、ビジネスセグメントにおける成長分野と位置付けています。今後も最新設備とコネクティビティを活かしたデータセンター事業者として、お客さまのビジネス成長をサポートするほか、グローバルで高品質なデータセンターを展開するTELEHOUSEの経験を活かし、東南アジアにおいてもデータセンター事業の拡大を図っていきます。

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