2023年4月17日
東日本旅客鉄道株式会社 (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 深澤 祐二、以下 JR東日本) とKDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長 CEO: 髙橋 誠、以下 KDDI) は2023年4月29日と30日、離れていても同じ場所にいるかのようにコミュニケーションができる「空間自在ワークプレイスサービス」(以下 本サービス) を活用した、大画面で臨場感のある「ミート&グリート」のオンラインイベント (以下 本イベント) を開催します。
本イベントは、場所や時間にとらわれない多様な働き方やくらしを創出する新しい分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」の一環です。本サービスの特長である4K相当の高画質映像を大画面に表示し、立体感のある音響を生かすことで、離れた場所にいるボーイズグループ「THE SUPER FRUIT」のメンバーと同じ場所にいるかのようなコミュニケーションや写真撮影ができるほか、全身を使って踊るダンスを一緒に楽しめます。
<本イベントのイメージ>
両社は2022年10月から、郊外・地方の快適なワークプレイス構築を目指し、東京駅やお客さまのオフィスで本サービスの提供を開始しています。本サービスの新たなお客さま体験価値創造に向け、ビジネス利用以外に、エンタメ、教育、旅行などさまざまな分野への利用拡大など、場所や時間にとらわれない分散型まちづくりを目指します。また、高輪ゲートウェイシティ (仮称) のまちづくりにおいても、本サービスを活用していきます。
アーティストやアイドルなどの著名人とファンの交流方法は握手会などリアル形式が一般的でしたが地方に在住のファンでも参加しやすいなどの理由から、オンラインイベントの利用が進んでいます。一方で、オンラインイベントは自宅などでスマートフォンやPCなどによる利用が主となり、臨場感や没入感の低さが課題です。
本イベントでは、お客さまの課題解決とビジネスとしての検証を行います。
JR東日本とKDDIは、交通と通信の融合により、場所や時間にとらわれない多様な働き方やくらしを創出する新しい分散型まちづくり「空間自在プロジェクト」の実現に向け、2020年12月14日に基本合意書を締結しました。
「空間自在プロジェクト」における都市部のモデル地域として、「高輪ゲートウェイシティ (仮称)」のまちづくりを共同で推進します。5Gを前提とした最先端の通信インフラとサービスプラットフォーム (都市OS) を両社で構築することにより、働く人・住む人・訪れる人のくらしと都市機能が連携し、アップデートし続けるまちづくりを目指します。
<空間を超えたあたらしい"くらし"を実現する「空間自在プロジェクト」>
JR東日本は、品川開発プロジェクト (第Ⅰ期) として、「高輪ゲートウェイシティ (仮称)」のまちづくりを推進しています。江戸への玄関口としての役割を担った歴史的背景および国内初の鉄道が走った地におけるイノベーションの記憶を継承し、開発コンセプトに「Global Gateway」を掲げ、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として新たな文化・ビジネスが生まれ続ける街を目指しています。
MICE施設、オフィス、商業などを含む複合棟Ⅰおよび高輪ゲートウェイ駅周辺エリアを2024年度末 (2025年3月) に開業し、その他の棟 (複合棟Ⅱ・文化創造棟・住宅棟) および各棟周辺エリアを2025年度中に開業します。高輪ゲートウェイシティ (仮称) においても「空間自在プロジェクト」の取り組みをさまざまな形で展開します。
<高輪ゲートウェイシティ (仮称) のイメージ>