2022年11月30日
株式会社椿本チエイン (本社: 大阪市北区、代表取締役社長: 木村 隆利、以下 椿本チエイン)、株式会社椿本マシナリー (本社: 大阪市西区、代表取締役社長: 藤井 幸博、以下 椿本マシナリー)、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は2022年11月30日、物流倉庫内の省人化やコスト削減、生産性向上に向け、業務提携 (以下 本提携) しました。
<倉庫自動化ソリューションのイメージ>
EC市場の成長による物流需要の増加や、少子高齢化による生産年齢人口の減少により、物流業界では労働力が不足しています。物流倉庫では省人化やコスト削減、生産性向上などを目的とした倉庫自動化の動きが加速しています。
倉庫自動化にあたり、1つの作業をマテハン機器 (注) やロボットで置き換えるだけでは効果が限定的です。人の業務を含めた全体工程を自動化することで、省人化やコスト削減などより大きな効果を発揮します。全体工程を自動化するには、工程ごとに、メーカーの枠にとらわれない最適な機器を導入する必要があります。従来型のソリューションでは、お客さまが選択できるメーカーや機器が限定される (ベンダーロックイン) ことが一般的でした。
3社は本提携により、多様なメーカーや機器に対応したベンダーフリーな「倉庫自動化ソリューション」の提供を行い、物流業界のDXを推進していきます。
椿本チエインは、長年にわたりモノの搬送・仕分け・保管などを担う自動化システムを開発し、国内外に多くの納入実績があります。椿本マシナリーは機械商社として、メーカーに捉われないベンダーフリーの発想でお客さまに最適な機器を選定・納入するなどのエンジニアリング事業を展開しています。
KDDIは、5Gなど多様なネットワークサービスやクラウドの導入から保守まで全てをサポートするクラウドサービスソリューションなどの構築力、セキュリティインフラ構築からシステムの統合監視、お問い合わせやトラブル対応までの窓口一元化を実現する保守・運用監視体制、開発体制を提供可能です。
本提携では、3社の知見や技術を掛け合わせ、倉庫自動化システムの共同開発とベンダーフリーな倉庫自動化ソリューションのワンストップ提供に取り組み、倉庫自動化における検討・導入プロセスや運用監視の複雑さや課題を解決します。
3社は本提携を通じて、倉庫自動化を推進し、物流業界のDXに貢献していきます。
株式会社椿本チエイン
株式会社椿本マシナリー
KDDI株式会社