2022年4月26日
KDDIは2022年4月26日、WILLER株式会社 (本社: 大阪府大阪市、代表取締役: 村瀨 茂高、以下 WILLER) と資本業務提携 (以下 本提携) を開始しました。
WILLERは、高速バスや鉄道をはじめとする移動サービスにデジタルマーケティングを導入し、画期的な移動体験価値を創造してきました。KDDIが持つ通信やビッグデータを掛け合わせることで、交通業界のDX推進および地域価値向上やワクワクする移動体験価値の創出に取り組みます。また、5Gや自動運転といった先端テクノロジーを活用した地域ごとの課題を解決していきます。
さらに、KDDIとWILLERの合弁会社であるCommunity Mobility株式会社が運営する"ちょいのり"サービス「mobi」の事業強化を推進していきます。
また「mobi」の海外展開に向け、三井物産株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 堀 健一、以下 三井物産) が2022年4月26日、WILLERと資本業務提携を開始しました。KDDI、WILLER、三井物産の3社は、各社の持つ強みや経営資源を最大限活用し協力することで、移動サービスの革新をさらに進めることを目指します。
日本では少子高齢化の進行により、労働力人口の比率が低下しています。交通業界においても運転手不足が深刻化しており (注1)、その解決策として、効率的な公共交通機関の運行や自動運転技術などが求められています。また、特に人口減少が加速する地方都市においては、新しい人の流れや、安心して暮らせる持続可能な地域社会を作ることが課題となっています (注2)。
KDDIは、「移動を、感動に変えてゆく。」のコンセプトのもと、本提携を通じてWILLERと交通業界のDXや新たな移動サービスの創出に取り組み、地域共創の実現を目指していきます。