リモートワークのセキュリティをエンドポイントで対策、EDR製品「CrowdStrike Falcon」を提供開始

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~「KDDI マネージドセキュリティサービス」の対象に追加し、インシデント発生を早期に検知~

  • KDDI株式会社

2022年1月18日

KDDIは2022年1月18日から、法人のお客さま向けに、リモートワーク環境のPC/サーバーなどのエンドポイントで、マルウェア感染や不正アクセスなどサイバー攻撃からの防御・検知・対処が可能なEDR (該当項目へジャンプします注1) 製品「CrowdStrike Falcon (クラウドストライク ファルコン)」(以下 本製品) を提供します。
KDDIは本製品を、「新規ウィンドウが開きますKDDI マネージドセキュリティサービス」(以下 MSS) (該当項目へジャンプします注2) の対象サービスに追加します。MSSと本製品をあわせてご利用いただくことで、インシデント発生をより早期に検知し対応することが可能です。

<本製品について>

■本製品の提供背景

昨今、リモートワークの普及によりPCの社外利用が拡大し、エンドポイントでのセキュリティ対策がより重要となっています。また、各種サイバー攻撃の高度化に伴い、マルウェア感染などを防ぐことが難しくなってきています。従来型のエンドポイントセキュリティでは、既知のマルウェアと特徴が一致したものなどしか防御できず、また攻撃を受けたPC/サーバーなどの端末への対処や被害状況をすぐに把握することが困難でした。
これに対し、EDRは、プロセス/ファイル/レジストリなど端末上の動きを常に監視し、不審な挙動を検知することで未知の攻撃にも対応できるほか、被害が疑われる端末をネットワークから即時隔離します。また、収集されたログから被害の実態や範囲を調査することができるため、復旧までの時間を短縮することが可能となります。

■本製品の概要

1. 内容

本製品は、以下の3つのモジュールを用意しています。

  • (1)
    Falcon Preventは、機械学習でファイルの性質を読み取り、既知/未知マルウェアの侵入や実行を防止するほか、脆弱性を悪用した攻撃をブロックします。
  • (2)
    Falcon Insightは、クラウド上で世界中の最新の脅威情報をリアルタイムに共有し、攻撃を検知するEDRです。攻撃を受けた端末を遠隔から隔離するなどの対処を可能とします。
  • (3)
    Falcon OverWatchは、高度化する脅威に対し、セキュリティのエキスパートが24時間365日体制で常時監視し、防御をすり抜けた脅威を検知します。

2. 提供料金

KDDI法人営業担当者または法人お客さまセンターにお問い合わせください。

3. 提供開始日

2022年1月18日

4. お問い合わせ

KDDI 法人営業担当者または法人お客さまセンターにご連絡ください。

<法人お客さまセンター>

  • 0077-7007 (無料)
  • 0120-921-919 (無料)

受付時間 9:00~18:00 (土・日・祝日・年末年始を除く)

本製品の詳細は新規ウィンドウが開きますこちらをご参照ください。

■MSS (「KDDI マネージドセキュリティサービス」) の対象への追加について

2022年1月18日から、本製品をMSSの対象に追加します。
MSSは、KDDIのログ分析基盤とLACのノウハウが入った自動分析エンジンを活用し、お客さまのゼロトラスト環境に必要なセキュリティ監視・運用を提供するサービスです。膨大なログを1つの基盤でリアルタイムに自動分析し、KDDIとLACの合弁会社であるKDDIデジタルセキュリティのアナリストがログ調査・分析を迅速に行います。

MSSの詳細は新規ウィンドウが開きますこちらをご参照ください。

(参考)

■マネージド ゼロトラストの6つのコンポーネント

KDDIは、ゼロトラストモデルを実現するために必要となるコンポーネントを「マネージド ゼロトラスト」のなかで6つ掲げており、本製品の提供は、「セキュリティ」と「オペレーション」に該当します。

「マネージド ゼロトラスト」6つのコンポーネント

  • 注1)
    EDR (Endpoint Detection and Response) とは、ユーザーが利用するPCやサーバー (エンドポイント) における不審な挙動を検知し、迅速な対応を支援するソリューションです。
  • 注2)
    新規ウィンドウが開きますKDDI マネージドセキュリティサービスは、ゼロトラスト環境に不可欠なセキュリティの構築・運用の維持をサポートするサービスです。ゼロトラストとは、社内・社外のすべてのトラフィックを信頼せず、サービスのアクセス時などデバイスごとに検査やログ取得を行うことで、セキュリティを強化する考えです。

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。