カーボンニュートラル実現にむけ、2030年度までにCO2自社排出量を50%削減

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  • KDDI株式会社

2021年7月28日

KDDIは、2050年までのCO2排出量実質ゼロ実現にむけ、2030年度までにCO2自社排出量を2019年度比で50%削減する目標を設定しました (該当項目へジャンプします注1)。CO2排出量削減にむけ、携帯電話基地局や通信設備などでの省電力化や、再生可能エネルギーへのシフトを推進していきます。
また、2017年3月に策定したKDDIの第4期環境保全計画「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」を「KDDI GREEN PLAN 2030」と改称し、「新規ウィンドウが開きますKDDI環境憲章」のもと、「気候変動対策」「循環型社会の形成」「生物多様性保全」を推進し、地球環境保全により一層貢献していきます。

KDDI GREEN PLAN 2030

■CO2排出量削減目標

対象項目目標
Scope1 事業者自らによる温室効果ガスの直接排出 2030年度までにCO2排出量を2019年度比50%削減
Scope2 他者から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
Scope3 Scope2以外の間接排出 (事業者の活動に関連する他者の排出) 2030年度までにCO2排出量を2019年度比14%削減

KDDIでは、2020年5月に策定した、2030年を見据えたKDDIのSDGs「新規ウィンドウが開きますKDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」において、再生可能エネルギーへのシフトを強力に進め、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指し、ICTの活用によって社会の環境負荷低減に貢献することを宣言しました。
今後も、気候変動をはじめとする社会課題をリスクとして捉えるだけでなく、5GやIoTなどを活用したKDDIならではの強みを生かし、課題解決を図っていきます。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、人々・企業・社会をつなぎ、本目標の達成を通じて、さまざまなパートナーとともに、地球環境保全に一層の貢献をしていきます。

■「KDDI GREEN PLAN 2030」について

  • (1)

    気候変動対策 (※)

    • 2030年度のKDDI単体 (国内) のCO2排出量を、2019年度比で50%削減
    • 再生可能エネルギー活用や、エネルギー効率の高いデータセンター・携帯電話基地局などの構築 (該当項目へジャンプします注2)
    • KDDIのICTサービスの提供を通じて、社会のCO2排出量削減に貢献
    • 「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」では、地球温暖化対策と呼んでいましたが、より広範な課題範囲を示すため、気候変動対策と変更しました。
  • (2)

    循環型社会の形成

    • 撤去通信設備のゼロエミッション (該当項目へジャンプします注3) 維持
    • 使用済み携帯電話のマテリアルリサイクル (該当項目へジャンプします注4) 率99.8%維持
  • (3)

    生物多様性保全

    • 生態系を保全するため、ICTを活用した取り組みを積極的に推進

■KDDIにおけるカーボンニュートラル実現にむけた取り組み

  • 注1)
    2017年3月31日に策定したCO2排出量削減目標は2030年度にKDDI単体 (国内) で2013年度比7%削減でしたが、今回50%削減へ上方改定したもの。
    2017年3月31日ニュースリリース
    新規ウィンドウが開きます「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」について
  • 注2)
    KDDIの国内外データセンターでは、各国ロケーションの諸条件にあわせてさまざまな省エネに取り組んでいます。
    <事例>TELEHOUSE LONDON Docklands North Two: PUE (※) 設計値1.16、TELEHOUSE TOKYO Tama 3: PUE設計値1.31
    PUEはデータセンターなどのIT関連施設のエネルギー効率を表す指標
  • 注3)
    最終処分率1%以下をゼロエミッションと定義。
  • 注4)
    廃棄物を溶解処理などにより原材料として再利用すること。

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。