2020年12月24日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI)、株式会社プレジデント社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 長坂 嘉昭、以下 プレジデント社)、アート・アンド・ロジック株式会社 (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 増村 岳史、以下 アート&ロジック) は、独立研究者の山口 周氏 (以下 山口氏)、東京藝術大学教授の秋元 雄史氏 (以下 秋元教授) と連携し、2021年2月24日から、アート思考 (注1) を身につけるオンライン学習プログラム (以下 本プログラム) を提供します。2020年12月24日からプレジデントオンライン内の特設サイトで、社会人や中学生・高校生を対象に、本プログラムの参加募集を開始します。
社会やビジネスなどの領域で年々将来予測が難しくなってきている現代において、あらゆる世代でSTEAM教育 (注2) への関心が高まっています。そもそも「何が問題なのか」の問いを立てることが必要となっている中で、国内外の有名大学において新しい価値を創造するアート思考を取り入れたプログラムが開発されています。
本プログラムは、これまで都内などの限られた場所で開催されていたアート思考を身につけるプログラムを、自宅などから手軽にオンラインで受講可能です。オンライン向けにカスタマイズした山口氏出演の映像コンテンツや、KDDIの講習音声テキスト化技術を活用した対話型のアート&ロジックのデッサン講習、秋元教授の絵画鑑賞講習を提供します。なお、山口氏のコンテンツ制作は、楽しく学べるエンターテインメント性も兼ね備えた教養・教育コンテンツの制作に実績のある、NHKエンタープライズに委託します。
また、KDDIは受講者からのフィードバックをもとに、事業性やオンライン上での本プログラムのオペレーションを評価し、今後の教育事業の拡大検討につなげていきます。
KDDI、プレジデント社、アート&ロジックは、アート思考などを中心とした新しい学習プログラムを提供し、創造力開発に貢献していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
アート思考に関する、高品質な映像番組によるインプットプログラムと、講師との対話を通じて実践的に学ぶアウトプットプログラムを受講者に提供します。加えて、アウトプットプログラムでは、KDDIの講習音声テキスト化技術を活用し、講習内容を振り返ることができる資料を提供し、講習における体験価値の向上を図ります。
インプットプログラム | アウトプットプログラム | ||
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内容 | 山口氏が出演するアート思考の内容と社会情勢を紹介する番組 | アート&ロジックのデッサン講習 | 秋元教授との対話を通じた絵画鑑賞の講習 |
開催概要 | 約1時間の動画を2021年2月24日から4月30日の間、視聴可能 | 各2時間 全4回 8時間 ■社会人向け [1] 2021年2月25日, 3月4,11,18日 [2] 2021年4月7,14,24,25日 ■中学生・高校生向け [1] 2021年3月10,17,27,28日 [2] 2021年3月25日, 4月1,10,11日 |
約2時間 (予定) 全2回 [1] 2021年2月6日 [2] 2021年3月9日 |
定員 | なし | 各回30名 | 各回100名 |
参加方法 | 対象者に動画を限定公開 | Zoom | Zoom (予定) |
費用 (税抜) | 2,000円 | 35,000円 | 5,000円 |
募集期間 | 2020年12月24日から2021年4月30日まで | 2020年12月24日から各回初日の2週間前まで ※定員になり次第締め切り |
2020年12月24日から各回の1週間前まで ※定員になり次第締め切り |
<インプットプログラムのイメージ>
<デッサン講習のイメージ>
<絵画鑑賞講習のイメージ>
プレジデントオンライン内の特設サイトからお申し込みください。
プロアクシアコンサルティング株式会社による音声ソリューションをベースに開発したオンライン会議を自動でテキスト化する技術です。従来困難とされてきたアート思考の特殊な教育用語の音声を判別し、テキスト化することが可能です。
KDDI | 本実証実験の企画策定および統括、ITツール開発 |
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プレジデント | 講習サービスの企画制作、Webページ制作、募集、宣伝 |
NHKエンタープライズ | 山口氏の映像コンテンツ制作 |
アート&ロジック | デッサンを通じた新たな知覚と気づきを提供する講座の運営 |
東京藝術大学大学美術館館長・教授/練馬区立美術館館長
東京藝術大学美術学部絵画科卒。1991年、福武書店 (現ベネッセコーポレーション) に入社。瀬戸内海の直島で展開される「ベネッセアートサイト直島」を担当し地中美術館館長、アーティスティックディレクターなどを歴任。2007年から10年にわたって金沢21世紀美術館館長を務めたのち、現職。
独立研究者・著作家・パブリックスピーカー
慶應義塾大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科美学美術史学専攻修士課程修了。電通、ボストン・コンサルティング・グループなどを経て、現職。専門はイノベーション、組織開発、人材/リーダーシップ育成。株式会社モバイルファクトリー社外取締役。一橋大学経営管理研究科非常勤講師。
著書多数あり、『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞 (書籍部門) を受賞。最新刊は『ビジネスの未来~エコノミーにヒューマニティを取り戻す』。
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。このたびの取り組みは、「暮らしをつなぐ~次世代の育成~」に該当します。