2020年12月22日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI)、兵庫県豊岡市 (市長: 中貝 宗治、以下 豊岡市)、一般社団法人渋谷未来デザイン (所在地: 東京都渋谷区、代表理事: 小泉 秀樹、以下 渋谷未来デザイン) は、au 5Gを活用し、豊岡市と渋谷の地方と都市をつなぐ文化・芸術創出プロジェクト (以下 本プロジェクト) を構築しました。
本プロジェクトとして、ダンスワークショップ「遠隔ライブショップ (注1)」や、「遠隔トークセッション」を行い、豊岡市の地域活性化を目指します。
「小さな世界都市 -Local & Global City-」の実現を目指す豊岡市は、人口減少対策を進めるための施策の1つとして、「深さを持った演劇のまちづくり」を推進しています。KDDIと豊岡市は、2016年9月21日に包括協定 (注2) を締結し、「豊岡演劇祭2020」における新たな観劇体験を提供するなどKDDIアセットを活用したさまざまな連携を実施してきました (注3)。
このたび、世界的なダンスパフォーマーであるKento Mori氏を豊岡市に招き、au 5Gを活用し、豊岡市と渋谷を繋いだ遠隔ライブショップや最先端のリアルタイムモーションキャプチャー技術 (現実の人物や物体の動きをデジタル的に記録する技術) とAR (Augmented Reality) によるダンスパフォーマンスを実施しました。さらに、2020年12月25日には、Kento Mori氏や豊岡市・渋谷の有識者による地方と都市連携の将来像や5Gの可能性に関するトークセッションを実施することで豊岡市の魅力を全国に発信していきます。
<遠隔ライブショップの様子>
今後もKDDIは、5Gを活用し、渋谷未来デザインなどのさまざまなパートナーとともに新しい表現手法を提供することで豊岡市の「深さを持った演劇のまちづくり」に貢献していきます。さらに、5GやICT技術を活用したオンライン教育など、双方の資源を有効活用することで豊岡市の地域活性化を図っていきます。
詳細は別紙をご参照ください。
豊岡市の城崎国際アートセンターと渋谷のSUPER DOMMUNE (渋谷パルコ9F) を5Gでつなぎ、Kento Mori氏の指導のもと、豊岡市内の小学生と、一般社団法人渋谷未来デザインが主管を務めるプロジェクトNext Generations (注4) の小学生、計24名が、双方にリアルタイムでコミュニケーションをとるダンスレッスンを2020年12月19日に開催しました。
また2020年12月20日には、最先端のリアルタイムモーションキャプチャー技術と、ARによるKentoMori氏および子供たちによるダンスパフォーマンスを披露しました。
「5G活用の可能性と地方と都市の連携について」をテーマとしたトークセッションを2020年12月25日に開催し、豊岡市公式YouTubeチャンネルにて配信します。あわせて、2020年12月19日から2020年12月20日に開催された遠隔ライブショップやARダンスパフォーマンスを間近で体験したドキュメント映像についても配信します。