2020年12月21日
福島県磐梯町 (町長: 佐藤 淳一、以下 磐梯町)、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) は、磐梯町のデジタル変革を共に推進し、5GやIoTなどの先端技術を活用した地域課題解決を目的とした包括的連携協定 (以下 本協定) を2020年12月21日に締結しました。
磐梯町では、「共創協働のまちづくり」を目指し、委員会のオンライン開催などデジタル変革を積極的に推進している一方、町民と職員のデジタルリテラシーの向上や業務のICT化における環境整備が求められています。
両社は本協定を通じて、KDDIの共創パートナー企業と連携を図りながら、地域主体の地方創生を推進していきます。
磐梯町は福島県会津盆地北東部に位置し、磐梯朝日国立公園内の磐梯山や厩岳山・猫魔ケ岳などを北限として、南限は猪苗代湖を水源とする一級河川日橋川が流れ、本町の中心部に至る二本松街道には、橋梁の新橋が架けられて歴史的にも重要な要所となっており、仏都会津の源として隆盛を誇った慧日寺に大きな影響を与えています。現在、デジタル変革戦略室の設置、オンライン常任委員会やデジタル変革審議会の開催など、他の自治体に先駆けて行政のDX化を積極的に推進および発信しており、全国的に注目を集めている町です。
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意をこめ、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。社会課題をリスクとして捉えるだけでなく、KDDIならではの強みを生かしたチャンスと捉え、5GやIoTなどを活用した地方創生や、途上国における低廉で高品質な通信サービスの提供など、事業として利益をあげながら、さまざまな社会課題の解決を図ります。
<命・暮らし・心をつなぐ「KDDI Sustainable Action」>
KDDIは、SDGsの達成に向け、事業を通じて解決する社会課題の一つとして、地方創生および教育事業に取り組んでいます。人財育成、ICTを活かしたビジネスの知見やファンドを軸にした地域企業のサポートに加え、教育における地域格差を解消するための環境整備もあわせて推進していきます。
地域や企業とのパートナーシップにより、サステナブルなビジネスモデルを構築し、課題を継続的に解決できる「地域の明日」を創っていきます。
<KDDIが目指す地方創生の姿>