2020年10月9日
KDDIとKDDI総合研究所は、2030年を見据えたニューノーマル時代のライフスタイルの提案に向けた調査・応用研究の拠点として、「KDDI research atelier (リサーチアトリエ)」を2020年12月に東京 虎ノ門に開設します。
<施設イメージ>
なお、KDDIグループは、新規ビジネスの創出拠点「KDDI DIGITAL GATE」、自らの多様な働き方の実践による企業の働き方DXの推進拠点「KDDI法人部門 虎ノ門新拠点」および、ニューノーマル時代のライフスタイルの提案に向けた研究拠点「KDDI research atelier」、これら3つの虎ノ門エリアに位置するオープンイノベーション拠点を連携させ、次世代社会構想「KDDI Accelerate 5.0」で目指すフィジカル (現実) 空間とサイバー (仮想) 空間の高度な融合によるレジリエントな未来社会の創造を目指します。
<虎ノ門エリア3拠点の連携イメージ>
KDDIとKDDI総合研究所は、2020年8月に「KDDI Accelerate 5.0」を策定し、「Society 5.0」の実現を5Gで加速するためにはネットワーク、プラットフォーム、ビジネスの3つのレイヤの環境整備および、7つの分野 (注) のテクノロジーとそれらが密接に連携するオーケストレーション技術の研究開発が重要と定めました。
このたび、KDDI総合研究所の新たな研究拠点として「KDDI research atelier」を開設し、7つの分野のテクノロジーとオーケストレーション技術を適用した応用研究を推進します。また、「KDDI research atelier」では、自宅での商品・サービスの購入と店舗側の商品配送などを効率化するライフデリバリーや、パーソナルデータに基づき一人ひとりに合わせた生活習慣病に関するアドバイスを行うデータヘルスなど、2030年を見据えたニューノーマル時代のライフスタイルの提案を行います。さらに、「KDDI research atelier」に来訪される方にも研究に参加いただきながら、国内外を問わず大企業からスタートアップまで幅広いパートナーとともに研究を推進していきます。
なお、今後は埼玉県ふじみ野市のKDDI総合研究所の研究拠点を「先端技術研究所」と位置づけ、「KDDI Accelerate 5.0」の7つの分野のテクノロジーとオーケストレーション技術を中心とした基礎研究を行っていきます。KDDI総合研究所は、「KDDI Accelerate 5.0」の取り組みを「KDDI research atelier」での応用研究と、ふじみ野拠点での先端研究の両輪で推進します。
KDDIグループは、「通信とライフデザインの融合」を推進するとともに、「KDDI Accelerate 5.0」の取り組みを通じて"社会の持続的な成長に貢献する会社"としてさまざまなパートナーとともにワクワクする未来社会を創造していきます。
KDDIとKDDI総合研究所が策定した、経済発展と社会的課題の解決を両立する持続可能な生活者中心の社会「Society 5.0」の実現を5Gで加速する、2030年を見据えた次世代社会構想です。ネットワーク、プラットフォーム、ビジネスの3つのレイヤの環境整備と、その実現を支える7つの分野のテクノロジーとそれらが密接に連携するオーケストレーション技術の研究開発により、生活者の誰もが意識することなく安心してテクノロジーの恩恵を享受できるフィジカル (現実) 空間とサイバー (仮想) 空間の高度な融合を実現し、生活者の新たなライフスタイルの確立と日本の経済発展・社会的課題の解決を両立するレジリエントな未来社会の創造を目指します。
「KDDI Accelerate 5.0」の詳細は こちらをご参照ください。