KDDI Open Innovation Fund 3号、音声解析AIによる電話営業の定量評価で営業効率向上を支援するRevCommに出資

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  • KDDI株式会社

2020年10月5日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) は、有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号) の投資プログラム「B2B SaaS Fund Program」を通じて、音声解析AIで電話営業の会話内容を定量評価し、営業効率向上を支援するクラウドIP電話「MiiTel (ミーテル)」を提供する株式会社RevComm (レブコム) (本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 會田 武史、以下RevComm) に出資しました。

RevCommは、独自の音声解析AIで営業電話などを可視化できるクラウドIP電話サービス「MiiTel」の開発・提供を行っています。電話営業などのインサイドセールスにおいては、お客さまとの会話の内容が担当者以外にわからず、担当者間のパフォーマンスの違いの理由が見えない「ブラックボックス化」の課題が生じています。「MiiTel」では、会話速度や抑揚などを定量的に評価しフィードバックすることで「ブラックボックス化」を解消するとともに、営業現場における成約率の向上や教育コストの削減を実現し、既に400社以上に導入されています。

KDDIは本出資を通じて、KDDIの高品質な音声コミュニケーション基盤の活用による「MiiTel」の品質向上や、顧客開拓などで協力し、RevCommの事業成長を支援します。新型コロナウイルス感染症の影響による在宅勤務などの増加で訪問営業の機会が減少するなか、「MiiTel」の利用者数は感染拡大前と比較して2倍に増加しています。今後もニューノーマル (新常態) 時代の働き方が定着することで、インサイドセールスの重要性がさらに高まると想定されており、KDDIの音声・コミュニケーションサービスとRevCommの解析技術の連携など、新たなコミュニケーションスタイルの提案や、働き方のDX実現を目指します。

KDDIは、"お客さまに一番身近に感じてもらえる会社"として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、お客さまやパートナー企業さまとともに、新しいビジネスモデルを創造していきます。

(参考)

1. RevCommの概要

  • (1)
    社名: 株式会社RevComm
  • (2)
    本社: 東京都渋谷区
  • (3)
    設立年月日: 2017年7月
  • (4)
    事業内容: 音声解析ソフトウェアの企画・開発・販売
  • (5)
    代表者: 會田 武史

URL: 新規ウィンドウが開きますhttps://www.revcomm.co.jp/

2. 新規ウィンドウが開きますKDDI Open Innovation Fundについて

KDDI Open Innovation Fundは、ベンチャー企業を広く支援するコーポレートベンチャーファンドです。現在活動している「KDDI Open Innovation Fund 3号」は、運用総額約200億円規模で、AI、IoT、ビッグデータ、フィンテックを注力分野としています。
投資プログラム「B2B SaaS Fund Program」では、KDDIグループが持つリソースや技術を活用した事業の創出で、法人のお客さまがさまざまなSaaSを安心して活用できるようサポートし、お客さまの働き方改革やDXによる事業拡大に貢献していきます。

KDDI Open Innovation Fund 3号


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