2020年7月10日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI)、株式会社KDDI総合研究所 (本社: 埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長: 中村 元、以下 KDDI総合研究所)、株式会社国際電気通信基礎技術研究所 (本社: 京都府相楽郡精華町、代表取締役社長: 浅見 徹、以下 ATR)、株式会社XNef (エックスネフ) (本社: 京都府相楽郡精華町、代表取締役: 川人 光男、以下 XNef) は、脳神経科学とAI (人工知能技術) を組み合わせ、スマートフォンの使い過ぎなどの「スマホ依存」 (注1) に関する共同研究 (以下 本共同研究) を2020年7月10日に開始しました。今後4社は、「スマホ依存」の実態調査・解明を進め、2024年度中の「スマホ依存」の改善・予防を行うスマートフォンアプリの実用化を目指します。
<共同研究イメージ>
KDDIとKDDI総合研究所は、より安全・安心なスマートフォンの利用環境を提供するため、人工知能を応用したデータドリブンで高度な脳活動計測・解析技術で実績のあるATRおよび、脳神経科学研究の医療への応用・実用化を行っているXNefと共同で、「スマホ依存」の実態調査・解明と、脳神経科学とAIを活用した「スマホ依存」の改善・予防を目指す研究を以下のとおり開始しました。また、今後は病院などの医療機関との協力関係を構築し、研究活動を拡大していきます。
KDDI | より快適なスマートフォン利用環境の実現に向けた研究開発 |
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KDDI総合研究所 | 「スマホ依存」の実態解明 「スマホ依存」を軽減させるための行動変容技術の研究開発 |
ATR | スマートフォンの利用に関する脳活動・行動の解析とDecNef法の応用 |
XNef | DecNefシステムの研究開発、臨床開発戦略の提案 |
4社は、本共同研究と「スマホ依存」の改善につながるスマートフォンアプリの実用化を通じて、誰もが適切にスマートフォンを利用できる安心で豊かなデジタル社会の実現を目指します。
KDDIは、これからも事業を通じてさまざまな社会課題の解決に取り組み続けるという決意を込め、2030年を見据えたKDDIのSDGs「KDDI Sustainable Action~私たちの『つなぐチカラ』は、未来のためにある~」を策定しました。社会課題をリスクとして捉えるだけでなく、KDDIならではの強みを生かしたチャンスと捉え、5GやIoTなどを活用した地方創生や、途上国における低廉で高品質な通信サービスの提供など、事業として利益をあげながら、さまざまな社会課題の解決を図ります。
<命・暮らし・心をつなぐ「KDDI Sustainable Action」>
「KDDI Sustainable Action」の詳細は、こちらをご参照ください。
2016年3月4日 KDDI総合研究所ニュースリリース
中高生のスマホ依存を改善するホームアプリ 「勉強うながしホーム」を開発 ~勉強モードへスイッチオン~
2019年7月30日 KDDI総合研究所ニュースリリース
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