2020年2月5日
KDDIの内部通報制度である「企業倫理ヘルプライン」が、2020年1月31日付で、消費者庁所管の「内部通報制度認証 (自己適合宣言登録制度)」(以下 WCMS認証) に登録されました。
「WCMS認証」とは、コンプライアンス経営の推進や健全な事業遂行の確保に向けた、内部通報制度に関する自己評価の認証制度です。内部通報制度を事業者自ら評価し、「公益通報者保護法を踏まえた内部通報制度の整備・運用に関する民間事業者向けガイドライン」(2016年12月9日消費者庁) の基準に適合している場合に、消費者庁の指定登録機関が自己適合宣言登録事業者として登録し、所定の「WCMSマーク」の使用を許諾されます。
KDDIは、コンプライアンス違反行為を早期に把握し、迅速かつ適切な対処を図るため、社内及び社外に内部通報窓口「企業倫理ヘルプライン」を設置・運営しています。「企業倫理ヘルプライン」では、社内から幅広く通報・相談を受け付け、適切に対応すると共に、従業員が安心して利用できるよう、秘密保持などを徹底しています。
さらに、2019年度より、内部通報制度の環境整備の一環として、派遣社員、場内委託社員、外部出向者などを含む従業員3万人以上に対し、内部通報窓口の連絡先を記載した名刺大の携帯用のカードを配布し、「企業倫理ヘルプライン」の周知徹底に取り組んでいます。また、社内イントラ内の情報掲載や、新入・中途社員・管理職向けの研修など、社員のコンプライアンス意識の向上にも取り組んでいます。
これらの内部通報制度の信頼性・実効性を更に高めるための取り組みが、「内部通報制度認証」の認証基準に沿っていると評価され、このたびの登録に至りました。
KDDIは、国内外のグループ会社の内部通報制度の環境整備にもより一層積極的に取り組み、グループ横断的な視点からコンプライアンス活動を推進していきます。
<内部通報窓口の連絡先を記載した携帯用カード>