2019年12月18日
KDDIは、KDDIと株式会社毎日新聞社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 丸山 昌宏) が提供する皇居ランナー向けランナーズスペース「Run Pit by au Smart Sports」(以下 Run Pit) において、2019年12月18日から2020年3月31日の期間、新しいフィットネス体験創造に向け、ランニングフォームの自動解析とランナーズスペース無人化の実証実験 (以下 本実証実験) を実施します。
<ランニングフォームの自動解析イメージ>
<ランナーズスペース無人化 無人ショップイメージ>
本実証実験は、5G時代にスタートアップ企業とともに新たな価値を創造する事業共創プラットフォーム「KDDI ∞ Labo 5Gプログラム」の取り組みとして、株式会社Sportip (本社: 東京都港区、代表取締役社長: 髙久 侑也、以下 Sportip) およびedison.ai, Inc (本社: 米国カリフォルニア州、代表取締役社長: TT Chu、以下 edison.ai) と共同で実施します。
Sportipと提供するランニングフォームの自動解析 (Running Form Analyzer) は、ランニングマシンで走る様子を備えつけのタブレット端末にて1分間撮影するだけで、Sportip独自の画像解析技術 (Sportip AI) により、ランニングフォームの解析結果や走り方の特徴に応じたランニングシューズの推薦、専門家からのトレーニング指導をその場で提供します。
ランナーズスペース無人化の取り組みとして、edison.aiと提供する無人ショップは、日本および米国の特許を取得した商品解析に強みを持つ画像解析技術を用いて、お客さまがスマートフォンでQRコード認証して入店、商品を手に取りお店を出るだけで、事前に登録したクレジットカードで支払いが可能です。これにより、新しい購買体験の提供とともに、ランナーズスペース無人化による施設の運営効率化も実現します。
「KDDI ∞ Labo 5Gプログラム」を通じて、スタートアップ企業とともに新たな価値を想像する事業共創を創出するとともに、今後、第5世代移動通信システム「5G」の活用も視野に入れ、リアルタイムで高精度なトレーニング指導や、無人での商品購入に加え、受付などの無人化を進め、トータルでランナーズスペースの運営高度化を目指していきます。
また、本実証実験の体験の場とあわせて、皇居ナイトランイベントを2019年12月26日に開催します。本実証実験に加えて、スマートグラス「nreal light」を活用した最新ARアトラクションによる、新しいランニング体験も提供します。
KDDIは「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、最先端テクノロジーを持つスタートアップやパートナー企業とともに、5G時代の新しい体験価値を創造していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
ランニングフォームの自動解析は、ランナーのストライド (歩幅) やピッチ (一歩にかかる時間) などを解析結果として表示し、一人一人の走り方に合わせたトレーニングアドバイスやシューズの推薦が可能です。また、本実証実験中は、アメアスポーツジャパン株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 岸野 博) 協力の元、フランスのアウトドアスポーツブランド「SALOMON」のランニングシューズをRun Pitにて無料で貸し出します。お客さまは、ランニングフォームの自動解析 (Running Form Analyzer) により、推薦されたシューズを試し履きしたまま皇居ランも可能です。
<ランニングフォームの自動解析ご利用の流れ>
<解析データサンプル>
<参考>Sportip社の概要
無人ショップを利用するお客さまは、財布を持たずにスマートフォンで手軽に商品の購入が可能です。ランニングで使用する靴下やランニング後のドリンクや高たんぱく質食品など、必要なものを手に取るだけで購入でき、新しい購入体験が可能です。また、ご利用にあたり無人ショップの利用登録とクレジットカードの登録が必要です (注2)。
<参考>edison.ai社の概要
<ゲストのヤハラリカさん>
<nreal lightのZombie bomber AR体験>