2019年8月28日
一般財団法人渋谷区観光協会 (所在地: 東京都渋谷区、代表理事: 金山 淳吾、以下 渋谷区観光協会)、一般社団法人渋谷未来デザイン (所在地: 東京都渋谷区、代表理事: 小泉 秀樹、以下 渋谷未来デザイン)、KDDI株式会社 (所在地: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠) は2019年9月12日に、第5世代移動通信システム「5G」(以下 5G) 時代を見据え「渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに、渋谷の魅力を発見・発信する「渋谷エンタメテック推進プロジェクト (以下 本プロジェクト)」を始動します。また2020年1月以降、渋谷の一部 (注1) を順次5Gエリア化し、5Gを活用した取り組みを実施していきます。
本プロジェクトの第一弾として、「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019」(以下SIW、主催: SIW実行委員会 共催: 渋谷区) に合わせて、2019年9月12日にARとVisual Positioning Service (以下 VPS) (注2) 技術を活用し、デジタル情報を持った「バーチャルな渋谷」を「現実の渋谷」に重ね合わせる「デジタルトランスフォーメーション (DX)」の実証実験 (以下 本実証実験) を実施します。
<専用アプリから見た渋谷スクランブル交差点 イメージ図>
専用アプリを搭載したスマホを渋谷の街にかざすと、飲食店情報などがARで表示され、さらに空中を浮遊するさまざまなオブジェクトが街を賑やかに彩り、デジタルでアップデートされた渋谷を楽しむことが可能です。渋谷の新たな一面を発見し、能動的にスクランブル交差点のその先を回遊したくなる仕組みづくりを目指します。
なお、本実証実験は、KDDIが株式会社デジタルガレージ (本社: 東京都渋谷区、代表取締役 兼社長執行役員グループCEO: 林 郁) との戦略的提携の一環として2018年より参画したオープンイノベーション型研究開発組織「DG Lab (注3)」と共同で実施します。
本プロジェクトについて、渋谷区長 長谷部 健は「渋谷区がこれからの20年のまちづくりビジョンとして掲げた渋谷区基本構想において、『あらたな文化を生みつづける街』『文化のスクランブル交差点としてさまざまな文化を掛け合わせていく街』、さらに渋谷で行われる文化活動の現在を世界に向けて絶えず発信していく『創造文化都市』を目指すとしています。このたび、KDDIの有するテクノロジーとオープンイノベーションを組み合わせることで、渋谷の街の進化が加速できると期待しています。」とコメントしています。
今後、本プロジェクトは渋谷で行われるさまざまなイベントを活用し、新たなビジネスモデルの創出を行うほか、さまざまな企業・団体が参画できるプラットフォームの構築、クリエーターやアーティスト支援などをすることで、渋谷の街をエンターテインメントとテクノロジーでアップデートしていきます。
詳細は別紙をご参照ください。
KDDI株式会社
一般財団法人渋谷区観光協会
一般社団法人渋谷未来デザイン
2019年9月12日
<プロジェクトロゴ>
<プロジェクトキービジュアル>
SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA実行委員会は、新しい自分を発見するカンファレンスや体験プログラムを集めた都市回遊型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2019」を2019年9月11日~2019年9月22日まで渋谷・原宿・表参道エリアのランドマークやイベントスペースなど各所にて開催します。今年で2年目を迎えるイベントのテーマは「NEW RULES.~新しい価値観~」。トークセッション、ワークショップ、ミートアップなどのプログラムで、多様な未来を考える12日間となります。社会人、学生、男女、年齢に関係なく、どなたでも興味を持って参加可能なイベントです。
SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA ウェブサイト