2019年6月20日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) と株式会社経営共創基盤 (本社: 東京都千代田区、代表取締役マネージングディレクター: 村岡 隆史、以下 IGPI) は、2019年6月20日に、地域の人材育成や企業との連携を通じて、MaaSなどのモビリティ領域・観光・教育・一次産業などの分野における課題の解決および、持続的発展を目的とした包括的パートナーシップを構築しましたので、お知らせします。
KDDIとIGPIは、両社が有するアセットを組み合わせ、「地域課題解決をサステイナブルに実行していくモデル・プラットフォーム」を構築し、日本政府が提唱するSociety5.0に則した地域社会や産業の高度化による持続的発展の実現に取り組んでいきます。
今後、両社はIGPIのグループ会社で交通事業を展開している株式会社みちのりホールディングス (以下 みちのりホールディングス) が有する交通ネットワーク・知見などを活用し、地域の大学・高等専門学校などの教育機関、地域企業、地域金融機関、地方自治体と連携して「モビリティ・観光・教育・一次産業などの分野における地域課題解決」「地方ベンチャー創出育成」など、地方創生に向けた取り組みを加速していきます。
長期的・持続的な企業価値・事業価値の向上を目的として、創業・成長段階での支援あるいは再生支援など、企業や事業の様々な発展段階における『常駐協業 (ハンズオン) 型』経営支援を提供するプロフェッショナルファームです (2007年4月設立)。
事業戦略、M&Aアドバイザリー、ベンチャー支援なども行うほか、クライアントや主要ステークホルダーと中長期的なリスクを共有し、企業・事業価値の向上を実践するためのプリンシパル投資も実施しています。
広域にわたる複数の交通・観光事業会社の持株会社として、IGPIの100%出資により設立され、岩手県北バス、福島交通、会津バス、関東自動車、茨城交通、湘南モノレール、みちのりトラベルジャパンの7つの交通・観光事業グループで構成されています。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、国内における約4,000万の個人のお客さまに主に「au」ブランドの移動通信と固定通信サービスに加えて、コマース・金融・エネルギー・エンターテインメント・教育などのライフデザインサービスを提供しています。海外では、ミャンマーとモンゴルにおいて個人のお客さま向けサービスを提供し、「通信とライフデザインの融合」モデルを展開しています。
さらに、法人のお客さまには、5GやIoTなどの技術を活用し、パートナー企業との連携によりお客さまのデジタルトランスフォーメーションをサポートするほか、KDDI「IoT世界基盤」や「TELEHOUSE」を軸に、グローバル規模でお客さまのビジネスに貢献するサービス・ソリューションをワンストップで提供しています。
KDDIグループは、"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、SDGsの取り組みを加速させ、お客さまや社会とともに持続的な成長・発展を目指していきます。