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KDDI Open Innovation Fund 3号 波動制御技術をコアとした視聴触覚技術の社会実装を行うピクシーダストテクノロジーズへ出資

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  • KDDI株式会社
  • ピクシーダストテクノロジーズ株式会社

2019年5月23日

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋 誠、以下 KDDI) は、5G時代における有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号) を通じて、波動制御技術をコアとした視覚触覚技術の社会実装を実施するピクシーダストテクノロジーズ株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役CEO: 落合 陽一、代表取締役COO村上 泰一郎、以下 PDT) に出資したことをお知らせします。

PDTは、PDT独自の波動制御技術「HAGEN 波源」(該当項目へジャンプします) をコアとして、デジタルデータをもとに創造物を作成する技術であるデジタルファブリケーションや、人工知能技術を用いたソリューションを顧客企業と共同開発などを行っています。また、空間把握や空間制御による顧客課題に根差したソリューションを顧客企業と共同で開発しています。PDTが現在事業化を推進している技術・プロダクト例は以下のとおりです。

  • [1]

    Pixie Dust
    超音波フェーズドアレイを用いた3次元音響浮遊技術です。超音波で物体を浮かせることができることは従来から知られていましたが、その空間分布を制御することにより、浮かせた物体を自在に動かしたり従来とは異なる並び方で浮かせたりすることが可能です。
    アプリケーションとしては、工場のなかでロボットアームを使わずに小さい部品を個別に持ち上げたり、医薬品や化粧水などの液滴をボトルまで搬送したりすることが考えられます。また白い粒子を面状に配列することによって、空中に映像投影のためのスクリーンを設置するなど、エンターテインメントやアドバタイズメントへの応用の可能性もあります。

    <Pixie Dust>

  • [2]

    Holographic Whisper
    超音波の焦点をつくることで何もない空中から音を発生させる音響技術です。音の発生位置、再生する音声、ボリュームをうまく切り替えることで、誰に何をどこから聞かせるかを制御できます。
    映像の中で注意を向けたい方向から音声を聞かせたり、イベント会場の特定の場所を通ったときのみ情報を届けたりと、視覚情報や位置情報と連動した没入感の高い演出が可能になります。また音量を絞ることによる特定の人物にだけ音声を届けることができます。これにより秘匿性の高い情報伝達や、周囲への音漏れに配慮したコミュニケーションなどが可能になります。さらに超音波焦点の位置を切り替えることにより、複数の人物にそれぞれ異なる音声を届けることもできます。

    <Holographic Whisper>

KDDIは本出資を通じ、PDTの産学連携技術の社会実装を支援するとともに、「視覚」や「聴覚」、「触覚」を活用した5G時代の新たなインタラクションの活用事例を強化していきます。将来的に、PDTの空間把握ソリューションとKDDIのデータ分析技術により先進的かつ革新的なビジネス促進を支援していきます。

KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、有望なスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、新しい体験価値を創造していきます。

詳細は別紙をご参照ください。


<別紙>

■ピクシーダストテクノロジーズについて

1. 会社概要

  • (1)
    社名:ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 (Pixie Dust Technologies, Inc.)
  • (2)
    代表取締役: 落合 陽一、村上 泰一郎
  • (3)
    所在地: 東京都千代田区神田須田町2-7-13 神田INビル2F
  • (4)
    設立: 2017年5月
  • (5)
    事業内容: 人類と計算機の共生ソフトウェア基盤の構築

2. 沿革

  • 設立以降、音、光、電磁波等あらゆる波動を用いた場の計測と制御および視聴触覚表現の3次元化にかかる研究開発を行い、「Pixie Dust」や「Holographic Whisper」などの事例を創出。
  • 2017年11月に、筑波大学との間で特別共同研究事業契約を締結し、デジタルネイチャーの到来を加速させることを目的とした「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」事業を推進。
  • 2018年6月に、経済産業省が主催する政府のスタートアップ支援プログラム「J-Startup」において、成長スタートアップ企業「J-Startup企業」の対象企業に認定。

3.<参考>代表取締役略歴

落合 陽一 Yoichi Ochiai/代表取締役CEO

2015年東京大学学際情報学府博士課程修了 (学際情報学府初の短縮終了)。博士 (学際情報学)。日本学術振興会特別研究員DC1、米国Microsoft ResearchでのResearch Internなどを経て、2015年から筑波大学図書館情報メディア系助教デジタルネイチャー研究室主宰。2017年からPDTと筑波大学の特別共同研究事業「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤」を筑波大学内に設立、准教授として着任。
専門はCG、HCI、VR、視・聴・触覚提示法、デジタルファブリケーション、自動運転や身体制御。World Technology Award 2015 (IT Hardware) ほか受賞歴多数。

村上 泰一郎 Taiichiro Murakami/代表取締役COO

東京大学工学部マテリアル工学科卒業後同大学院にてバイオマテリアルを専攻。修士 (工学)。その後アクセンチュア戦略コンサルティング本部にてR&D戦略/デジタル化戦略/新規事業戦略等を中心にテクノロジーのビジネス化を支援。また、同社在職中にベンチャー技術の評価と大企業への橋渡しを行う新組織 (Open Innovation Initiative) およびイノベーション拠点 (Digital Hub) の立上げにも参画。外資系VCの日本支社立上げや技術ベンチャー支援などを行った後、当社にCOOとして参画。一般社団法人未踏のエグゼクティブアドバイザーも兼任。

詳細は新規ウィンドウが開きますホームページをご参照ください。

  • 注)
    音・光・電磁波等のあらゆる波動によって計測・制御する技術

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
    商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。