2019年5月22日
KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI) と、住友商事株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 CEO: 兵頭 誠之、以下 住友商事) は、シンガポールにおける合弁会社「FUNCREATE PTE. LTD.」(以下 FC) の子会社である「FUNCREATE MYANMAR LTD.」(以下 FCM) を通じて、ミャンマー連邦共和国においてモバイルゲームパブリッシング事業 (以下 本事業) を共同運営します。
FCおよびFCMは、日本をはじめ各国のモバイルゲームを収集し、ミャンマー向けにローカライズしたうえで、ミャンマー現地にて配信するほか、イベントを通じたプロモーション活動を推進します。世界で人気のモバイルゲームをミャンマー全域に送り届けることで、快適で心躍る暮らし作りに貢献していきます。
人口約5,300万人 (注1) のミャンマーでは携帯電話の普及率が100%を超えており、その7割以上はスマートフォンを利用しています (注2)。携帯電話市場の進展に伴い、モバイルゲーム市場は今後、年平均成長率 (CAGR) 52% (注3) で成長が見込まれる分野であり、本事業では提供する各ゲームタイトルにて100万ダウンロード超を目指していきます。
今回のゲーム事業参入にあわせて、KDDIは、シンガポールを拠点にアジア圏においてゲームの調達、開発、運用、およびマーケティングに優れた知見を有するモバイルゲーム事業者のGO GAME PTE. LTD.と戦略的パートナーシップを構築し、KDDIのスマートフォンアプリの経験、知見と併せ、相乗効果を図ります。
住友商事は、アニメ等コンテンツの海外事業展開に注力しており、その一環として2018年には北米を中心としたモバイルゲーム販売事業への取り組みを開始しました。本事業では、これまで得た知見を活かし、ミャンマー市場に即したモバイルゲーム事業のマーケティング戦略の立案や実行を担います。
KDDIと住友商事は、ミャンマー国営郵便・電気通信事業体MPT (Myanma Posts and Telecommunications) と共同で通信事業を展開しています。本事業においては、当該通信事業の顧客基盤と、KDDIと住友商事のモバイルゲーム事業に関する知見や経験を融合させ、より良いシナジーを創出し、ミャンマーの経済や産業の発展および国民生活の向上に貢献していきます。