2019年3月13日
KDDI、沖縄セルラーは2019年3月15日以降、「あんしん」「べんり」「たのしい」をコンセプトとした「au HOME」に、快眠をサポートする「すこやか」をコンセプトとしてサービスを拡充します。
本拡充では、健康機器として最も優れた計測精度 (注1) を誇る「睡眠モニター 01」により睡眠状況を測定し、専用アプリ「Real Sleep」を通じて睡眠の質を定量的に確認できるようになります。
あわせて、コラボレーション型ホームIoTサービス「with HOME」のパートナー企業にフランスベッド株式会社 (本社: 東京都新宿区、代表取締役社長: 池田 茂、以下 フランスベッド) を加え、睡眠の質向上を目的に、「睡眠モニタリング機能付きマットレス (ルーパーRP-5000SE)」を共同開発し、2019年3月15日から発売します (注2)。
「Real Sleep」(以下 本サービス) は、株式会社ニューロスペース (本社: 東京都墨田区、代表取締役: 小林 孝徳、以下 ニューロスペース) と共同開発し、提供開始します。
本サービスを活用することで、睡眠状態の可視化や、分析結果から得られる一人ひとりに適したアドバイス (注3) などにより、お客さまの睡眠問題解決に取り組みます。さらに健康相談、専門医紹介、メンタルヘルス、介護、育児の悩みについて、専門士 (保健師、管理栄養士等有資格者) に電話で相談できる「健康電話相談」をオプションとして提供します。
<「Real Sleep」イメージ>
KDDI、沖縄セルラーは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、「au HOME」を通じたお客さまの豊かな生活をサポートのためにさまざまなパートナーさまと協力し、新しい体験価値を創造していきます。
詳細は別紙をご参照ください。
睡眠モニタリング機能付きマットレスを購入されたお客さまに向けて、「Real Sleep」と「with HOME」がセットになった専用プラン (以下 本プラン) を提供します。
テクノロジーで人々の睡眠課題を解決するSleepTech (スリープテック) 事業を展開するニューロスペースによると、睡眠課題による経済損失の額は15兆円 (2016年11月ランド研究所調査) と発表されており、2018年5月に産業医科大学の研究 (Nagata T, et al., J Occup Environ Med. (2018)) では、日本企業のプレゼンティーイズム損失の内訳は肩や首の凝り (14%) に続いて、睡眠不足が2番目に大きい損失 (11%、1人あたり年間約3.4万円) となっており、企業成長や企業価値の向上においても睡眠課題が大きく影響を及ぼすことが判明しています。
また、20代~50代の男女800名を対象した「睡眠負債」に関する実態調査の結果、半数以上 (約58%) は自身の睡眠に何らかの不満を抱えており、また睡眠の満足度は日中の生産性にも影響を及ぼしていることが分かりました。自身の睡眠の改善については約9割が意欲的でありながらも、その半数は行動に移せていない現状が明らかになりました。
詳細はニューロスペースのホームページをご参照ください。
KDDI、フランスベッド、ニューロスペースはこのような睡眠問題解決に取り組むことで、お客さまの快眠をサポートします。
【フランスベッド株式会社】
主な事業は、家庭用ベッド、家具類、寝装品、健康機器、医療・介護用ベッド、福祉用具、リネン等の製造・仕入、レンタル、小売及び卸売。国内で初めて介護用ベッドのレンタルを開始。また、家庭用ベッドでは、日本人の体格と日本の気候風土に合った独自の「高密度連続スプリング (R)」マットレスを展開。2011年よりアクティブシニア向けのブランド「リハテック」を立ち上げるなど、やさしさと潤いのある暮らしの実現に貢献し、超高齢社会の課題の解決を図る。
【株式会社ニューロスペース】
企業向け睡眠改善プログラムを国内大手企業に提供し、企業の健康経営と生産性最大化を支援。また、最先端睡眠テクノロジーをもとに、独自の睡眠計測デバイスと解析アルゴリズムをもとに、共同研究開発も行う睡眠テクノロジーベンチャー。