国内初、5G等を活用した複数台の遠隔監視型自動運転の実証実験の実施

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  • アイサンテクノロジー株式会社
  • KDDI株式会社
  • 株式会社KDDI総合研究所
  • 損害保険ジャパン日本興亜株式会社
  • 株式会社ティアフォー
  • 岡谷鋼機株式会社
  • 国立大学法人名古屋大学

2019年2月5日

アイサンテクノロジー株式会社 (本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長: 加藤 淳、以下 アイサンテクノロジー)、KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 高橋 誠、以下 KDDI)、株式会社KDDI総合研究所 (本社: 埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長: 中島 康之、以下 KDDI総合研究所)、損害保険ジャパン日本興亜株式会社 (本社: 東京都新宿区、取締役社長: 西澤 敬二、以下 損保ジャパン日本興亜)、株式会社ティアフォー (本社: 愛知県名古屋市、代表取締役社長: 武田 一哉、以下 ティアフォー)、岡谷鋼機株式会社 (本社: 愛知県名古屋市、取締役社長: 岡谷 篤一、以下 岡谷鋼機)、国立大学法人名古屋大学 (本部: 愛知県名古屋市、総長: 松尾 清一、以下 名古屋大学) は、2019年2月9日、愛知県一宮市で、愛知県による「平成30年度自動運転実証推進事業」における自動運転の実証実験 (以下 本実証実験) を実施します。本実証実験では、国内で初めて (該当項目へジャンプします1) 一般公道において次世代移動通信システム「5G」(以下 5G) を活用した複数車両の遠隔監視型自動運転を行います。

本格的な人口減少と少子高齢化を迎え、地域においても、高齢運転者の増加や移動手段の減少といった多くの社会課題が顕在化しつつあります。将来の移動手段を確保するために自動運転技術や5GといったICTの利活用が注目されています。自動運転の高度化により、買い物難民やバス・タクシー運転手不足に対する市民の移動手段としての活用や観光促進や車産業振興にもつながることが期待されます。

本実証実験は、2台の自動運転車 (うち、1台に5Gを搭載) の運転席を無人の状態としたうえで自動走行を行います。また、自動走行にあたって、遠隔にいる1名の運転手が2台を同時に監視し、緊急時には制御を行います。

アイサンテクノロジー、KDDI、KDDI総合研究所、損保ジャパン日本興亜、ティアフォー、岡谷鋼機、名古屋大学は、今後も、各社の持つ要素技術を連携しながら、安心安全なカーライフの実現を目指していきます。

詳細は別紙をご参照ください。


<別紙>

■各機関の役割

  1. アイサンテクノロジー (事業統括)
    高精度3Dマップ更新・作成
    アプリケーション作成
    自動運転の実証
    報告書作成
  2. KDDI
    5G自動運転車の開発、提供
    4G LTE通信ネットワークの提供、および5Gエリアの構築・評価
    車載通信機および遠隔管制卓とクラウドシステムをつなぐ通信システムの提供
  3. KDDI総合研究所
    5G自動運転車の開発、提供
    5Gを活用した遠隔自動運転実現のためのシステム設計の検討と実装のサポート
  4. 損保ジャパン日本興亜
    自動運転に係るリスクアセスメント
    自動運転専用保険・サービスの開発検討
  5. ティアフォー
    自動運転ソフトウェア「Autoware」(該当項目へジャンプします注2) の提供
    自動運転に係る技術支援と助言
  6. 岡谷鋼機
    自動運転事業の実用化検証支援
  7. 名古屋大学
    モニター調査および取り纏め
  • 1)
    5Gを活用し一般公道における遠隔自動運転の実施 (2019年2月5日 KDDI調べ)
  • 注2)
    「Autoware」はThe Autoware Foundationの商標です。

  • ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。
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