2019年1月8日
KDDIは、2018年12月17日、5G時代における有望なベンチャー企業への出資を目的とした「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン株式会社、以下 KOIF3号) を通じて、大規模データ統合、解析プラットフォームを開発、提供する英国のスタートアップ企業GeoSpock Ltd (本社: 英国ロンドン、CEO: Richard Baker、以下 GeoSpock) に出資します。
GeoSpockは、1兆レコードにもおよぶ時空間データを数秒以内の応答時間で解析する独自のデータ処理技術を保有しています。これにより、膨大な時空間データを瞬時に分析・可視化することができ、これまで不可能だったスケールのデータセットを用いた人工知能 (AI) によるモデル構築が可能になります。
本出資は、KDDIグループ会社が持つベンチャー企業ネットワークおよび、知見を積極活用する「投資プログラム」の1つ、「Supership DataMarketing Fund Program」を通じて実施しており、KDDIグループであるSupership株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長CEO: 大朝 毅、以下 Supership) との事業共創を見据えた取り組みです。
SupershipはGeoSpockへの出資を通じて、GeoSpockの保有する時空間データ処理技術を活用し、今後増加するデータ処理を即時に行うことができるデータプラットフォームを構築することで、IoT、モビリティなど、法人のお客さまの先進的かつ革新的なビジネス促進を支援していきます。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、グローバル規模でサービス展開するスタートアップ企業への出資を通じたビジネス共創を促進し、新しい体験価値を創造していきます。
■GeoSpock Ltdの概要