2018年11月16日
KDDIは、2018年11月6日に、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律 (女性活躍推進法)」に基づく認定 (えるぼし認定) において、最高評価の「3つ星」を取得したことを、お知らせします。
「えるぼし」とは、2016年4月に施行された同法に基づく認定制度で、女性活躍推進に関する取り組みの実施状況などが優良な企業が厚生労働大臣から認定されるものです。
認定には、「採用」「就業継続」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」の5つの評価項目があり、全てが基準を満たしたことで、3つ星 (認定段階 3) の認定を受けました。
KDDIは、企業理念である「KDDIフィロソフィ」の第一章に「ダイバーシティが基本」を掲げ、経営課題としてダイバーシティの推進に取り組んでいます。2012年度からは女性リーダーの育成・登用に注力し、経営トップが主体的にメッセージを発信するとともに、経営層の意思形成過程を学ぶ「役員補佐」職への女性登用や「女性ライン長登用プログラム (JLP)」などを実施し、女性幹部の育成・登用を見据えた女性リーダー輩出のパイプライン形成を推進しています。
女性ライン長 (注1) の数は順調に増加しており、「2015年度女性ライン長90名登用 (注2)」の目標達成の後、次なる高い目標値「2020年度末女性ライン長200名登用 (注3)」を設定し、職場での育成に加え、外部研修への派遣や異業種交流、先輩女性ライン長や候補者同士のネットワーキングのための大型イベント開催など、様々な育成施策を行っています。
また、候補者層の拡大を目的とした若手女性社員対象のキャリアデザインセミナーや、全管理職を対象に女性管理職育成の必要性および育成方法への理解浸透を図るe-ラーニングを実施するなど、更なる女性活躍推進の取り組みを進めています。こういった取り組みの結果、2014年4月には当社初となる女性役員 (理事) の誕生に続き、2018年4月から子会社役員に登用するなど、女性活躍が進んできています。
また、仕事と育児の両立支援制度の更なる充実や、働き方変革推進委員会の実施など、全社を挙げて長時間労働の是正と生産性の高い多様な働き方の実現にも取り組み、育児休職からの復職率は約94% (2017年度)、子供のいる女性ライン長の割合は約3割となりました。
KDDIの女性活躍推進に関する取り組みの詳細は、サステナビリティレポートをご参照ください。
KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、今後も引き続き女性活躍推進の取り組みを継続し、女性の視点を活かすことで、新しい体験価値を創造していきます。