KDDIとMUTEK Japan、世界最先端のデジタルアート&ミュージックの祭典「MUTEK.JP 2018」を共催

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~5G時代を見据え、KDDIの有する先端テクノロジーとアーティストがコラボレートした作品「Block Universe #001」を披露~

  • KDDI株式会社
  • 株式会社KDDI総合研究所

2018年10月25日

KDDI株式会社は、2018年11月1日から11月4日の間、日本科学未来館 (東京都江東区) を中心に開催される音楽とテクノロジーを駆使した世界規模の祭典「MUTEK.JP 2018」を一般社団法人MUTEK Japan (本社: 東京都中野区、代表理事: 岩波 秀一郎、以下MUTEK Japan) と共同で開催します。KDDIとKDDI総合研究所は、「MUTEK.JP 2018」において、自由視点VR (該当項目へジャンプします注1) と音のVR (該当項目へジャンプします注2) をデジタルアートに応用し、世界初の技術 (該当項目へジャンプします注3) を用いた作品「Block Universe #001」を披露するなど、AR・VRの先端テクノロジーを活用し、アーティストのさまざまな表現の可能性を拡げていきます。

MUTEKは、2000年にカナダのモントリオールでスタートした、電子音楽・デジタルアート・デジタルクリエイティビティの創造性の開発と文化芸術活動の普及を目的とした、国際的に名高い芸術フェスティバルです。国内での開催3回目を迎える今年は、ジェフ・ミルズやコーネリアス、初音ミク (海外版) など、世界各国から総勢70組以上のアーティストが参加する過去最大規模のデジタルアート&ミュージックの祭典として開催されます。

KDDIはMUTEKが標榜する世界最先端の技術を駆使したデジタルアート&ミュージックの普及というコンセプトに共感し共同事業として参画します。KDDIの有する先端テクノロジーをアートというジャンルに当てはめることで、さまざまなジャンルのクリエイター、アーティストと新たな表現の場を創造していきます。

KDDI総合研究所が開発した自由視点VR、音のVRを応用したインスタレーション作品「Block Universe #001」を披露します。特殊メイクで再現されたモナ・リザがスマートグラスを通じて立体的な姿でお客さまの目の前に登場します。歩くごとに様々に変化する音響の中、先進技術により動くモナ・リザとつかの間の邂逅が体験できる作品です。本作品はKDDIと著名アーティスト陣によるクリエイティブ集団「da Vinci ers (ダビンチャーズ)」により制作され、今後も「da Vinci ers」は先進技術を用いたアート制作・演出・展開を軸とした活動を行っていきます。

今後も、KDDIは、「通信とライフデザインの融合」を推進し、"ワクワクを提案し続ける会社"として、ARやVRなどのさまざまな先端テクノロジーを活用し、5G時代に向けリアルエンターテインメントと通信を融合した新しい体験価値を創造していきます。

詳細は別紙をご参照ください。


<別紙>

■MUTEK Japan2018概要

1. 今年のテーマは「BLOCK UNIVERSE」。

MUTEK Japanは、MUTEKグローバルのアジア唯一の国として2016年の設立以来、文化芸術に関わる才能豊かな人材の発掘・育成をサポートし、常に世界に向けて芸術文化を発信し続けています。「新規ウィンドウが開きますMUTEK.JP」として国内での開催3回目を迎える今年は、ジェフ・ミルズやコーネリアス、初音ミク (海外版) など、世界各国から総勢70組以上のアーティストが参加する過去最大規模のデジタルアート&ミュージックの祭典として開催されます。
MUTEK Japanの今年のテーマは「BLOCK UNIVERSE」で、ブロック宇宙論の法則に従い、時空間は「未来・現在・過去」を同時に内包している考えのもと、その場の空間でしか体験できない時間 (過去・現在・未来) の概念を超える、デジタルクリエイティビティ溢れるライブが用意されます。

  • 公演名:
    MUTEK.JP 2018
  • 日程:
    2018年11月1日から11月4日の4日間
  • 会場:
    日本科学未来館、渋谷WWW/WWWX、代官山UNIT (東京都)
  • 主催:
    一般社団法人 MUTEK Japan/KDDI株式会社
  • 特別協力:
    日本科学未来館

MUTEK Japan詳細は以下参照ください。
新規ウィンドウが開きますhttp://mutek.jp/

■MUTEK Japanからのコメント
「先進的なテクノロジーを取り入れたオープンイノベーションにより新たな価値創出を実現し、「ワクワクを提案し続ける会社」を目指すKDDI株式会社が、我々の活動と理念に共感頂き、『MUTEK.JP 2018』の共同開催に至ったことは、芸術文化活動分野において大きな一歩を歩み始めたと実感しております。今回、我々は、KDDIグループとの共同プロジェクトで、世界初披露となる作品『BLOCK UNIVERSE #001』を共同開発しました。先進テクノロジーを独自開発するKDDI研究員クリエイターと、MUTEK.JPクリエイターが双方主体性を持ちながら、テクノロジーとクリエイティビティで時間と空間に対する新しい体験価値を『共』に『創』りあげた全く新しいコミュニケーションの提案作品第一弾になります。」

■KDDIコンテンツ

1. リアル空間に重畳するXRインスタレーション「Block Universe #001」

KDDI総合研究所が開発した自由視点VR、音のVRを応用したインスタレーションを披露します。特殊メイクで再現されたモナ・リザがスマートグラスを通じて立体的な姿でお客さまの目の前に登場します。歩くごとに様々に変化する音響の中、先進技術により動くモナ・リザとつかの間の邂逅が体験できる作品です。なお、自由視点VRと音のVRを連携したコンテンツは世界初となります。
本作品はKDDIと著名アーティスト陣によるクリエイティブ集団「da Vinci ers (ダビンチャーズ)」により制作され、今後も「da Vinci ers」は先進技術を用いたアート制作・演出・展開を軸とした活動を行っていきます。

  • 「da Vinci ers」参加クリエイター (順不同)
    Amazing JIRO, ARISAK, KEN (HairMake UR), Lisa, Eiichi Sawado (Composer), katsuyuki seto (studio SpaceLab/Sound Designer), Kentaro Takase (studio SpaceLab/Producer), Takeshi Tomasu (GLOW inc./Lighting technician), Jun Nishida (Drill-inc./Contents Writer), Keisaku Ibuki (Drill-inc./Technical producer), Shingo Abe (WOW inc./Director/Designer),Tetsuya Iwaguchi (Movie Director), Rimpei Yoshida (david watts inc./Art Director), Junichi Takekawa (MUTEK JAPAN/david watts inc./Creative Director), Shuichiro Iwanami (MUTEK JAPAN/General Director), Osamu Mizuta (KDDI), Keisuke Nonaka (KDDI Research), Toshiharu Horiuchi (KDDI Research)
  • 技術概要
    XRインスタレーションにおける3次元の視聴覚体験は、KDDI総合研究所の技術である「自由視点VR」と「音のVR」により実現されています。
    自由視点VRは、複数のカメラ映像から人物や背景映像を自動で抽出し、3次元コンピューターグラフィックス (3DCG) モデルで表現することで、実際のカメラ映像がないアングルからの映像鑑賞を実現します。
    また撮影した映像のリアルタイム処理・配信が可能なため、離れた距離にいる人物を目の前で3DCGで投影してコミュニケーションを実現するテレプレゼンス等に活用されています。
    音のVRは、視聴者の操作や動作に応じたインタラクティブサウンドを合成する技術です。歩いたり振り向くなどの動作に合致したサウンドをリアルタイムに提供できるため、実空間とインタラクティブなサウンド体験を実現します。本技術には、サラウンドサウンドをもとに、空間的に自然な広がりと定位を持つ任意の範囲のステレオサウンドを合成する、音場の選択的合成方式を用いています。

2. MUTEK.JPの世界を堪能できる「ハコスコ付きパスポート」

券種のひとつである「ハコスコ付きパスポート」。ハコスコは、折りたたみ式VRゴーグルであり、当日イベント会場に設置される「VRドーム」で観覧できる「MUTEK.JP 2018 オリジナルコンテンツ」を視聴できます。「ハコスコ付きパスポート」は事前に購入者へ送付されます。会場への来訪前にオリジナルコンテンツを体験でき、イベント終了後もハコスコを覗けばいつでもMUTEK.JPの世界を堪能できます。

3. エイベックスとのコラボレーションAR「I\I II\I IE feat.FAMM'IN」

エイベックスとKDDIは、世界的なイベント演出を次々と手掛け、多くの企業やハイ・ブランドにクリエイションを提供してきたファントム集団「2nd Function」をクリエイティブ・ディレクターに迎え、新たに制作・監修したオリジナルARコンテンツを世界初公開します。仮想空間に現れるキューブの中で繰り広げられるパフォーマンスを通じ、現実と虚構の境目が曖昧になる世界観をお楽しみください。
新規ウィンドウが開きますFAMM'IN

  • 注1)
    自由視点VRは、複数のカメラ映像から人物や背景映像を自動で抽出し、3次元コンピューターグラフィックス (3DCG) モデルで表現することで、実際のカメラ映像がないアングルからの映像鑑賞を実現します。
  • 注2)
    音のVRは、視聴者の操作や動作に応じたインタラクティブサウンドを合成する技術です。
  • 注3)
    複数のカメラやマイクに対応した映像・音響素材をもとに、任意の位置と向きに応じた視覚・聴覚を合わせて合成するコンテンツ制作技術。(当社調べ)

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